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安倍首相の盟友・曽野綾子も野田聖子議員に障がい者ヘイト!「子どもの治療に税金を使っているのを申し訳なく思え」

 曽野は、障害をもって生まれた野田の子どもにかかる治療費は小児ICUや何度もの手術費を含めれば数千万円となる。それは国民が支払う国民健康保険から捻出されているのだから、感謝しないのはおかしいというのだ。

 いったいこの人は何を言ってるのだろう。難病や障がいを抱える子どもが医療を受けるのは、当然の権利であり、ほどこしではない。それをなぜ、申し訳ないなどと謝罪しなければならないのか。

 野田が高額医療について、自分だけが享受するのではなく、「高額医療は国が助けてくれるもので、みなさんも、もしものときは安心してください」と周知したのは、国会議員としてごく当たり前の行為だろう。むしろ、国会議員である野田が公の場で謝ったり過剰に感謝したりすることは、一般市民にとって「高額医療を受けるのは申し訳ないこと、悪いこと」という意識を植え付け、福祉を受けるべき人が受けられなくなるという弊害を生むことになる。

 しかし、曽野は“周囲の話”としながら、さらにトンデモない理論を展開する。

「私の周囲には『どうしてそんな巨額の費用を私たちが負担するんですか』という人もいる。『野田さんの子供さんがお使いになるのは、ご病気なんですから仕方ありませんけど、ありがとうの一言もないんですね』と言った人もいた。『もしもの時は安心してください、というのは。遠慮もせずにどんどん使えということですか? そういう空気を煽るから、健康保険は破産するんですよ』という意見もあった。
 増税論が始終話題になるこの時期に、仕方ないとは思いつつ、皆、健康保険料を払うのも大変なのだ。私も後期高齢者医療制度の保険料を年額五十万円以上支払っているが。私にできる唯一のこととして、できるだけ医師にかからないようにしている」

 曽野は「周囲」の意見をもち出して、さもそれが正論であるかのように語るのだが、たんに曽野のような人間の「周囲」にはグロテスクな差別思想の持ち主ばかり集まってきているだけの話なのだろう。それをあたかも一般化された真理のように語るこのばあさんの頭の中はいったいどうなっているのか、これで作家などとよく言えたものだ。

 しかも、他人には医療にかかるな、などと脅しておいて、自分は「できるだけ医師にかからないようにしている」という程度で大自慢を繰り広げる。その唯我独尊ぶりには、ほとほとうんざりさせられるが、曽野の野田攻撃は止まらない。

「言い方は悪いが、夫婦の自然の生活の中でできた子に、こうした欠陥があるのは仕方がない。しかし野田夫妻は、体外受精という非常に計画的なやり方で子供を作った。
 その場合は、いささかご自分の責任において、費用の分担もされるのが当然という気がするのだ」

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