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「週刊ポスト」が小林麻央のがん公表直前に“妊娠”説を報道して真っ青! 梨園関係者の「ふっくら」目撃談まで

 それにしても、ポストはなぜ、こんな誤報を載せてしまったのか。もちろん、誤報はどのメディアにも起きるし、とくに体調については、見立てを間違うことはありうる。しかし、これはいくらなんでも恥ずかしすぎるだろう。

 麻央の妊娠説はたしかにネットで、一瞬、流れたことがあったが、それは半年も前の話。ここ1カ月ほどは、芸能マスコミの間でも、麻央の体調不良説がしきりに流れるようになっていた。頻繁に更新される夫・海老蔵のブログから麻央の姿が消えたうえ、海老蔵が長男・勸玄くんと一緒に『SMAP×SMAP』(フジテレビ)に出演した5月2日、その海老蔵ブログに「実は今 マオが少し体調が悪いんです。」「私にとって、勸玄も麗禾も大切ですが、一番まおが大切です。」と綴っていたからだ。これで、「ただごとではない」と芸能マスコミが取材に動き始めたのである。

 ところが、「ポスト」はその海老蔵のブログも、芸能マスコミの動きもまったく知らなかったらしい。

 しかも、今回、「ポスト」が恥ずかしいのは、目撃談のでっち上げが明らかになってしまったことだ。

 5月の「團菊祭五月大歌舞伎」で麻央の体型が話題になったとか、最近、麻央に会った人が妊娠しているのではと言っているとか、この半年、ほとんど人前に出ていない麻央が「ふっくら」していることを、知ることができるはずがないだろう。

 たしかに、週刊誌がコメントをつくるというのはよくやることだが、それは、情報源を守るため、あるいは複数の証言をわかりやすくひとつにまとめるため、ということが大半。ここまで具体的な目撃談をでっち上げるというのは、あまり聞いたことがない。

 当の「ポスト」もかなり恥ずかしかったようで、ウェブ版「NEWSポストセブン」から“麻央妊娠”記事が早々に削除されている。

 吉田羊と中島裕翔の7連泊をスクープするなど、最近、芸能ものでは勢いが出てきたと言われる「ポスト」だが、こういうトバシ記事をやっていると、いざという時に信用されなくなってしまうんじゃないだろうか。
(林グンマ)

最終更新:2017.12.05 10:01

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