しかし、これにも、ネット上では「取引先の社員って架空だろ」「なんでそんな悪質なことした会社名、公表しないんだよ」「よくこんな、バレバレのウソの話つくりあげるな」とツッコミの声があがっていた。
そして今回の、“プロ野球選手との恋愛スキャンダルで炎上した際、所属事務所は高城さんを懸命にかばった”という「週刊女性」の記事である。取引先の社員によるツイッター乗っ取りが本当なら高城は単なる被害者で、「恋愛スキャンダル」でもなければ「事務所が懸命にかばう」必要もない。
ようするに、事務所を擁護し高城を攻撃するために記事を出した結果、逆に事務所があのとき嘘をついていたことを暴露してしまったのだ。
しかし、いくら自社のタレントイメージを守るためとはいえ、警察に捜査依頼や取引先のせいにまでするとは……しかも、辞めたとたんネガティブ情報で干し上げる。
芸能界の恐怖支配といえば、バーニングやジャニーズの名前ばかりがあがるが、ナベプロの情報操作も相当である。
(時田章広)
最終更新:2016.05.28 11:21