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東国原英夫が“ハニートラップ”よばわりの文春記者に「胸がはだけてた」と…週刊誌の女性記者たちが「侮辱だ」と怒りの声

 東国原は明らかにこのときの文春記者が「ハニートラップ」を仕掛けてきたと言っているのだが(実際、これ以外に文春の女性記者が関与した東国原の記事は存在しない)、しかし、これ、ハニートラップでもなんでもなかった。女性記者はプライベートで友人と飲もうとタクシーで目黒区のバーに向かい、バーの向かいでタクシーから降りたところ、偶然、東国原に遭遇。「あ、東国原さんだ」と友人と話していると、東国原が近づいてきたのである。しかも、東国原がセクハラナンパしてきたのは、文春の記者でなく、友人の女性だった。

 また、このセクハラナンパは裁判所にも事実認定されていた。東国原は文春の記事を「事実無根」と名誉毀損で東京地裁に民事提訴。知事時代の女性関係の記述などは事実として認められず、東国原が勝訴するのだが、この文春記者へのナンパの記述については、法廷でその女性記者が詳細なやりとりを証言。裁判所から「記事の真実性」が認められたのである。

「おそらく東国原さんはこのときの女性記者の証言と判決に相当、頭にきていたんでしょうね。ずっと根に持っていて、宮崎議員の不倫問題が起きた機会に蒸し返したんじゃないでしょうか」(週刊誌記者)

 しかし、こんな根拠のない話をテレビでされて、コワモテ文春が黙っているはずもない。さっそく、放送の翌週、2月25日号で「東国原英夫ハニートラップ発言に本誌女性記者が大反論」という記事を掲載。当日のナンパの経緯を詳細に説明した後、この女性記者が東国原氏に抗議をかねた直撃取材した際のこんなやりとりを公開した。

〈──「文春の記者は自らハニートラップを仕掛けてくる」とはどういうことか?
「そういうことですよ」
──いったいなんのお話をされているんですか?
「いや、それについて具体的な話をする必要も義務もありません。私の認識を漏らしているだけであって」
──あの裁判のことを話した上で(略)ハニートラップかけてくる、と。私のことを指していると聞こえる。
「被害妄想でしょう。名前も出しておりませんし、あなたのね」
──では、文春の別の記者のことをおっしゃっているんですか?
「いや、それは漠然としていますね。それは僕がここで答える必要はない。あなたがもし提訴するんだったらそこで答えますよ」〉

 嘘を追及されてタジタジ、逃げの一手という感じだが、昨日の『バイキング』ではそれが一転。やけに強気で、まるで自分が言いがかりをつけられた被害者であるかのように持論をぶちはじめた。

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