「高部の逮捕直後、彼の名前が取り沙汰されたのは事実です。そのためマスコミ各社は取材に走った。彼は高部のセフレの一人だと言われていて、現在は輸入業などを手掛けている人物です。A氏はこれまで関東連合が関係する事件でも名前が取り沙汰されたことがあるほどで、遊び人としても知られています」
実際、いくつものメディアが高部とA氏の関係、また薬物に関しても取材を行っていた。ところが、現在のところ、全く活字になっていない。
「この元監督は、各社の取材に対し弁護士をたてて『息子のことを一言でも活字にしたら即刻訴える』と通告してきたらしい。実際、過去に元監督のスキャンダルをめぐって訴訟沙汰になったことがあるため、みんなびびってしまったんです」(週刊誌編集者)
普段は、あることないこと書き立てながら、訴訟をちらつかされただけで黙ってしまう。いかにも芸能マスコミらしいエピソードだが、しかし、一方で高部のコカイン所持事件はまだこれから広がる可能性があるともいわれている。
「11月13日に高部が処分保留で釈放されましたが、これは異例のことです。その背景には妊娠初期という高部の体調を考慮したという話もありますが、それだけではない。というのも高部は取調べに対しコカイン所持や使用を全面的に認め、またその入手ルートや自分の人脈についても素直に喋っています。そのため、逃亡や証拠隠滅の恐れがないと判断されただけで、決して無罪放免ではない」
高部ルートから芸能界薬物汚染でさらなる逮捕者が出る可能性もある。
(時田章広)
最終更新:2015.11.20 07:08