──たしかに、もうすでに安保法案は忘れられかけて、安倍首相も経済で目をそらせようとしていますよね。
山本 とにかく安保法は廃止しかない。そもそも、いまのこの政治状況のなかで憲法改正するなんて、絶対にあり得ないでしょ? たぶん、向こう何十年もいじってはダメなんじゃないですか? 少なくとも、市民が政治をコントロールする、そのことがこの国に定着するまでは──。
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そう話したあと、山本は「いまの状況は、戦前・戦中によく似ている」とつづけた。山本をひとり牛歩、そして葬儀パフォーマンスに駆り立てたもの、それは安倍政権への強い危機感だ。後編では、さらに今後の山本氏の闘い方にフォーカスしていきたい。
(編集部)
最終更新:2015.10.03 06:00