小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

SMAPだけじゃない、嵐も関ジャニ∞も気づけば全員30代! ジャニーズ高齢化問題が深刻

 実際、松本人志が以前、『ワイドナショー』(フジテレビ系)で少子化問題に絡めて「SMAPはねー。5人もいて4人結婚してないってのは、たしかに問題は問題なのよね」「SMAPは結婚する使命がある。でないと嵐が(結婚)できへん」と発言したが、これを受けて中居正広は「無理ですって」「幸せにする自信はまったくない」「DVやるかもしれない」と拒否。本サイトでは、中居のこうした態度を、「結婚無理」「恋愛気持ち悪い」とこじらせることで「高齢アイドル」の新たなロールモデルをつくろうとしているのでは?と考察した。だが、それこそ現在のジャニーズには、中居のように“高齢アイドル化”していない、まさに結婚適齢期のタレントを山ほど抱えている。だいたい、木村拓哉が工藤静香と電撃結婚したのは28歳のとき。現在の手越祐也や亀梨和也あたりの年齢で結婚したことになるが、赤西仁のようにジャニーズを飛び出す覚悟がなければ結婚などは難しそうに見えてならない。

 しかし、結婚というリアルな人生プランも描けず、アイドルであることに縛られてしまうのは、いま現在のジャニーズが相変わらずSMAPと嵐の二大看板であることにも関係しているだろう。そこに肩を並べたい関ジャニ∞にしても、前述したように全員が30代。この売り出し中の最中に、たとえば熱愛が発覚した横山が水卜麻美と結婚することなど、決して許されることはないはずだ。

 さらに、ここで後継グループに勢いがあれば話は別だろうが、深刻なのは、彼らの人気になかなか火がつかないこと。デビューがもっとも最近のジャニーズWEST はテレビ出演しても関西が主で、つづくSexy Zoneも中島健人が映画やドラマに主演するも振るわず。SMAPとのバーターが目立つKis-My-Ft2も、『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ)が好調だとも言われるが、各メンバーの一般認知度はまだまだ低いのが現状だ。

 先日、行われたアンケート調査の結果によれば、若い女子たちにとってSMAPは「恋愛対象外」であり、「お父さんだよね」「疲れが見えてドキドキしない」など辛辣な意見が寄せられたという。SMAPや嵐におんぶに抱っこできるいまはまだいいが、それも長続きするとは思えない。──このままでは、光GENJIが失速して看板を失ってしまった“ジャニーズ暗黒期”が再び訪れるのも、そう遠くないのかもしれない。
(大方 草)

最終更新:2015.07.11 11:54

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。