そういえば、著書『たった一人の熱狂』にはこんなタイトルの章もある。
「癒着に染まれ」
この中で、見城氏は「癒着こそが大きな結果を生むのだ」と語っている。「圧倒的努力」により秋元康やHIROとの「癒着」を獲得したからこそ、どの出版社も喉から手が出るほど欲しいAKB48や乃木坂46、EXILEなどの写真集や書籍の企画を自分はモノにできたのだと。
「顰蹙は金を払ってでも買え」という哲学を捨て去った見城氏は、時の最高権力者との癒着の果てにどんな結果を夢見ているのだろうか。
(新田 樹)
最終更新:2018.10.18 03:22