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NHK籾井勝人会長がまた暴言! 籾井独裁でNHK は“朝鮮中央放送”と化すのか

 いま一度確認しておきたいが、NHKが受信料制度を取っているのは、運営資金を国家権力に依存しないためだ。誤解している人も多いので言っておくが、NHKは「国営放送」ではなく「公共放送」である。“運営の自主性を損なわず、表現の自由を守る言論報道機関として役割を果たす”ことがNHKの使命なのだ。それを、会長みずから“政権に都合の悪いことは放送しない”と宣言することは、公共放送の体をなしていない。これは受信料を支払っている国民に対する背信行為であり、民主主義の崩壊だ。

 しかし、NHKはいま、こんな基本的な認識すらない会長に独裁支配され、内部では自由な発言が一切許されない「北朝鮮」並みの恐怖監視体制ができあがりつつあるのだ。

 本サイトではこれまでも、籾井氏の会長としての資質を疑い、NHKをめぐる問題を記事にしてきた。この機会にぜひ、もう一度その記事に目を通してみてほしい。

【「籾井の存在が恥ずかしい」会長罷免を要求したNHK元職員たちの肉声】
【爆笑問題のボツ事件だけじゃない! NHKで今、何が起きているのか!?】

 そして、いまNHKをジャーナリズム機能不全の状態に追い込んでいるすべての責任は、籾井氏を会長に任命した安倍首相にあることを覚えていてほしい。
(編集部)

最終更新:2017.12.13 09:31

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