小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

自民圧勝で飯島勲の自慢が止まらない! でも選挙予測は大外れなんですけど

大自慢の飯島氏だが…(画像は『官僚』青志社より)

「衆院選はオレが再三再四、独自予想してきたように自公連立の圧勝に終わったな」
 
 先の衆院選を“自民圧勝”と予測していた飯島勲内閣参与。選挙の結果に、「週刊文春」(文藝春秋)12月25日号の連載でさっそくこう吠えた。しかも、今回の選挙では自分の対民主党作戦がまんまと当たったことをこう自慢げに語る。

「海江田代表や枝野幸男幹事長が当落線上だったんで、二人の選挙区に自民党最強の応援弁士を連日投入してとことん攻めろ、と、党選対の奥の院に助言したのよ」
「彼らが自分の選挙区に張り付けば、民主党の選挙戦略は崩壊だろ。この「足止め作戦」も我ながら的中したぜ」(同)

 さらには、12月9日、安倍首相の地元・山口4区に入って応援演説したことを自慢げに語る。

「四十年を超える永田町暮らしだけど、専らカゴを担いでばかりの黒子役よ。それが安倍候補本人が不在の下関市での総決起集会で、初めて表舞台に上がらせていただいた。二千人近くは集まったんじゃないかな。」(12月25日号)

 安倍首相の代理をつとめたといいたいのか、それとも2千人を集めたのは自分の手柄だと言いたいのかは分からないが、とにかく鼻高々なのだ。

 そして、調子に乗った飯島はこれから民主党を壊滅させることができると宣言する。

「岡田克也、前原誠司、細野豪志の各氏らを次の執行部に引っ張り出すのよ。
次の大勝負は、一六年夏の参院選さ。新執行部も来年1年間、手探りで党再生だなんだやっているうちに賞味期限切れよ。そうすれば、参院選も自民党がいただきで、民主党にはその次のリーダーはもういないじゃん。旧社会党と同じ運命をたどってもらうしかないな」

 確かに、現在の民主党は政策もバラバラで内部分裂一歩手前。次のリーダー不在というのも納得である。自民党圧勝を見事当てた飯島参与の予言は次も当たってしまうのか。もし飯島参与のシナリオ通りにことが進んでいけばそれは自民党による一党独裁という恐怖政治が待ち受けている。

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。