マル禁“強姦防衛論”のネトウヨの神が示した決意は「公明党を引き剥がすっこと」!?
★殿堂入り 西村眞悟(次世代の党/大阪16区)
ここでおまけとして、あまりにレベルが高すぎてランキング外、つまり“極右ヘイト殿堂入り”を果たした立候補者を紹介したい。他でもない“ネトウヨの神”こと西村眞悟センセイだ。
西村センセイと言えば、小渕内閣のとき、防衛政務次官を半月で辞任するきっかけとなった「週刊プレイボーイ」(99年11月2日号)の「強姦インタビュー」があまりにも有名だ。 「集団的自衛権は『強姦されている女を男が助ける』という原理ですわ」とか、政治家としてのライフワークは「国軍の創設」とした上で「『大東亜共栄圏、八紘一宇を地球にひろげる』や」とか、尖閣諸島の問題について「ま、外交で解決できんかったら、オレのところ、防衛庁でやるけど(笑)」とか、「柔らかい乗り物(女)には乗れませんけど、カタイ乗り物には乗り放題ですわ(一同爆笑)」など(すべて原文ママ)、とにかくヤバすぎる言動が満載である。
辞任後も、日本維新の会時代の13年、橋下徹の「従軍慰安婦」発言に関連して「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」と発言。依然として女性や外国人へのリアルヘイターであることを誇示した。なお、前述した在特会協賛団体「外国人参政権に反対する会」の“出演・メッセージリスト”にも当然のように名前が入っている。
また、怪物ルーキーこと山田賢司氏(兵庫7区)の項目で説明した元在特会関係者らが関与する「凛風やまと・獅子の会」主催の「〜検証〜いわゆる従軍慰安婦展」にも、西村センセイは、同じく次世代の党の中山成彬氏(九州ブロック比例)とともに、プログラムの「後援」として、堂々と名を連ねていた。
今回、次世代の党から出馬した動機について、西村氏は以下のように語っている。
「次世代の党の平沼赳夫代表と我々は、この本来の日本を取り戻す為の最大の障害は与党内に公明党がへばりついていることであるとみた。それ故、我々のこの総選挙における大義実現の為の具体的使命は、自民党から公明党を引き剥がすっことである!」(西村眞悟公式サイトより/12月7日閲覧)
いやはや、意気込みが伝わってくるではないか。特に「自民党から公明党を引き剥がすっことである!」(原文ママ)とは……威勢よすぎるっことである! 勢いあまって転ばなっければよいが!
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と、“極右ヘイト候補者ランキング”15位〜11位+殿堂入り1名を駆け足で紹介してきたが、字数の関係上、今回はここまで。10位から5位までを発表する次回はもっと驚愕のヘイター候補者たちが続々と登場する。おびえずひるまず、読んでいただきたい。
(梶田陽介)
最終更新:2014.12.13 07:45