強者に媚び弱者をいじる…お笑い芸人コメンテーターの政権御用発言が高市政権で再び増加
とくに安倍時代は、松本人志を筆頭に、ほんこんや東野幸治、小籔千豊、ブラックマヨネーズの吉田敬、ロザンの宇治原史規など、お笑い芸人が率先して、テレビで安倍政権を擁護し、リベラル派を攻撃していた。
そして、高市政権が発足すると、再びこうした傾向が強まり、ぺこぱの松陰寺太勇などは率先して高市政権が推し進めるスパイ防止法などの右派的な政策を後押しし、リベラル叩きに精を出している。
もっとも、こうした状況は、彼らが全員もともと右派的な思想の持ち主だったということではない。強いものに媚び、弱いものをいじる空気が蔓延する今のテレビバラエティで活躍するお笑い芸人たちは、総じて誰につけば得か、という空気を読む能力に長けている。高市政権になって、再びお笑い芸人コメンテーターたちの政権御用発言が増えているのは、政権や右派勢力にくっついたほうが、安全だし、仕事が増えるという判断があるからではないか。
また、こうした権力御用芸人の多くが所属する吉本興業などは、会社ぐるみで自民党政権や維新府政の仕事を引き受け、ビジネスにしてきたという背景もある。
実際、山里がこうした露骨な政権擁護発言をし始めたのも、『DayDay.』のMCになってからだ。しかも、山里が悪質なのは、世間の空気を読み、一見、中立風に振る舞いながら、番組の流れを政権批判を封じ込める方向に誘導することだ。
山里はもともとルサンチマン丸出しで一般人や格下タレント攻撃を売りにしていた頃から、空気を読む力や強いものに取り入る狡猾さがよく知られていた。
そして、その狡猾で戦略的な芸能界での立ち居振る舞いによって、情報番組でMCを務めるまでにのぼりつめた。
そういう意味では、この芸人は、ほんこんのようなわかりやすいネトウヨ高市応援団よりもはるかに危険な存在なのかもしれない。
(編集部)
最終更新:2026.07.26 01:05


