小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

【2022年になったけど、彼らのやったことを忘れるな!】野党をフェイク攻撃してきた有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が主要取引先のウェブ制作会社だった!

菅首相と枝野代表の党首討論の動画も歪曲編集、朝日の社説についても書いてないことをでっちあげ

 最近も、2021年6月9日におこなわれた立憲民主党の枝野幸男代表と菅義偉首相(当時)による党首討論で、切り取りによるフェイクを拡散している。

 このときの党首討論では、コロナ対策が大きなテーマだったが、Dappiはこうツイートしていた。

〈菅総理「立憲民主党の“ゼロコロナ戦略”は無症状も含めた徹底検査だが、私権制限強化に慎重だった立憲はどう国民に強制検査させるつもりなのか?また強い私権制限可能な台湾・NZ・オーストラリアと日本を比較する如何なものかと」
枝野幸男「党首討論に相応しくない話!」
哀れすぎる枝野〉

 同時に、同じやりとりになっている動画をアップし、菅首相からゼロコロナ政策を批判されて、枝野代表が「党首討論には相応しくない」と言って議論から逃げたような印象を与えていた。

 しかし、実際は菅首相が立憲民主党のコロナ政策について触れた後、延々と1964年の東京五輪の思い出を語っており、枝野代表の「党首討論には相応しくない」という発言はその思い出話を指してのものだった。

 ところが、Dappiは動画でもテキストでも、菅首相が五輪の思い出話を延々語っている部分を大幅にカットし、コロナ政策について枝野代表が「党首討論には相応しくない」と言ったように捏造編集したのだ。

 Dappiのフェイク攻撃は、もちろんマスコミにも向けられていた。たとえば、2020年9月18日に朝日新聞が「慰安婦合意 意義を再評価し前進を」という社説を掲載したところ、Dappiは以下のようなコメントをツイートしていた。

〈今日の朝日の社説は酷い。
起訴中の尹美香が『李容洙は被害者でない』と韓国側の主張の根本を覆す発言をしたのに『疑惑の真偽はどうあれ救済しろ』と真実は関係ない・日韓合意の『最終的かつ不可逆的に解決』はなかったことにしろと主張。
慰安婦問題を捏造した朝日らしい社説〉

 しかし、タイトルを見ただけでもわかるように、朝日の社説の主張は真逆。朝日は慰安婦日韓合意を「なかったことにしろ」などまったく書いておらず、一つの合意で解決済みとする日本政府の対応に疑問を呈するものの、合意そのものについてはむしろ日韓両国に対し〈慰安婦合意の趣旨を双方が再確認すること〉を求めている。

 ほかにも、立憲民主党の有田芳生参院議員について、有田議員の長男が北朝鮮に頻繁に出入りしたなどのデマ発言をはじめ(有田議員が裁判を提起する姿勢を見せたためか、現在は削除されている)、ネトウヨ論客たちが出演する『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)などでのデマ発言もやたら動画で拡散。

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する