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維新が「文句だけの立憲民主党」とポスターで野党をデマ攻撃! 維新こそコロナ下で国会開催も要求せず立憲・共産に文句言うだけ

「維新は是々非々」こそ大嘘! あの検察庁法改正など数々の悪法で自公と手を握り賛成

 たとえば、昨年、きゃりーぱみゅぱみゅなどの芸能人らも反対の声をあげて見送りとなった検察庁法改正案でも、維新は国民から批判が高まったあとは改正に慎重姿勢をとり、与党に法案を分離して採決するよう求めたが、与党がこれを拒否すると態度を一転。足立康史・前衆院議員(大阪9区)は内閣委員会で「改正案は言うほど悪くない」などと表明し、インターネット番組で「党内の決裁で、賛成の判断になった」と発言。実際、附帯決議を条件に自公と手を握り、検察庁法開改正に賛成することに合意したのだ。

 これは維新の常套手段で、維新は特定秘密保護法や安保法制、共謀罪、TPP、働き方改革、入管法改正など、あらゆる問題法案で安倍政権の無理筋法案に附帯決議や修正協議などエクスキューズをつけながら賛成に回ってきた。安倍政権が出してきた数々のデタラメ法案をまともに議論せず、法案の欠陥や立法の根拠となるデータに間違いや改ざんが判明しても、そのこと一切無視して強行成立に全面協力してきたのだ。そして、その見返りとして安倍政権からカジノ法案制定、大阪万博誘致など、“金のなる木”利権拡大を後押ししてもらってきたのである。

 それだけでなく、今年もコロナ対策をほったらかしにして臨時国会を開こうとしない与党に対し、維新は何の批判もせず。憲法違反がおこなわれているというのに、共闘野党が憲法に基づいて臨時国会の招集要求をおこなった際も、維新は要求をせずに与党側に回った。

 維新は「私たち以外の野党は審議拒否」「単に文句ばっかり言っている」というが、前述のとおり維新以外の野党は、大半の法案では政府案に賛成し、正当な立法事実の有無や手続きの不備などがある問題・欠陥法案には真正面から反対し、強行採決を阻止するために審議拒否という手段に出てきた。ところが、維新は問題法案でも最終的には自公と手を握って政権与党をアシストし、「国会審議を拒否する野党は税金泥棒」などと攻撃。挙げ句、コロナ対策を放り出して憲法違反の国会招集を拒否する与党の暴政に対しては何ひとつ批判しなかった。つまり、「税金泥棒」と呼ぶべきは、臨時国会招集をおこなわない維新のほうなのだ。

 そして、厚顔無恥も甚だしい今回の攻撃……。吉村知事が代表を務める大阪維新の会は昨年、「公式ファクトチェッカー」なるものをスタートさせ、事実を投稿しただけの一般市民のツイートを晒して攻撃をおこなったことも記憶に新しいが、維新こそ「維新はデマで他の野党を攻撃してばかり」「単に自公政権をお追従するだけの税金泥棒」と非難されるべき存在であり、〈#総選挙は自公と維新以外に〉と言われて当然なのだ。

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