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吉村知事が今度は「変異株に対応」を強調して私権制限主張も…国内初の変異株死者を宣言解除のために20日近く隠蔽した重大疑惑が

20日近くも隠した理由を問われて吉村知事は「変異株死亡例は1人だから他意はない」

 そもそも、3月16日に神奈川県が新型コロナ死亡者2人の変異株への感染を公表し、これが国内初の変異株死亡者の確認だと大々的に報じられた。そして、翌日の17日には吉村知事も新型コロナで亡くなった府内の80代女性の検体から変異株が確認されたと公表した。

 ところが、じつはこの女性が亡くなったのは2月4日で、変異株に感染していたことが判明したのは2月25日だった。つまり、大阪は変異株感染者の死亡を約20日近くも黙っていたのである。 

 この大阪府内の変異株による死亡者が確認されていたことをはじめて明かした3月17日の会見では、吉村知事は「国には2月末の段階では報告している」と言い張り、「国において公表の仕方も含めて判断するのが重要」「きょう(厚労省の)アドバイザリーボードで公表されるので、それにあわせて大阪府としてもどんどん公表していきたい」と発言。「知事に報告があったのはいつで、そのタイミングで公表しようと思わなかった理由は?」と訊かれると、こう語った。

「僕自身に報告があったのはきょうです。うん。で、これについては、単独で公表することにたしかにどこまで意義があるのかということはあると思いますが、ただ、府民のみなさんも変異株で亡くなられた方が何人ぐらいいるんだろうかというのはやっぱり知りたい情報だと思うので、それについては公表していこうと。国の公表にあわせて大阪府としても公表していこうと判断した」
「国に対しては当然報告はして、国は統計は必要ですからHER-SYSにもきちんと載せた上で、大阪府としての公表どうするのかということの相談がありましたから、それはどんどん公表していきましょうと判断したということで、とくに他意はないと思います。それがものすごい数になったら別だと思いますけど、おひとりということなんで、公表の仕方の話であって、とくに担当部に他意はないんじゃないかというふうに思います」

「変異株死亡例は1人だから他意はない」って、そんなことあるわけないだろう。現に、前述したように神奈川県が発表した変異株死亡者は2人だったが、「国内初」として大きなインパクトを与えたからだ。

 その上、吉村知事は「僕自身に報告があったのはきょう」と強調したが、「国内初の死亡例」という大きな問題について、20日近くも報告が吉村知事まであがってこなかったとは到底考えられない。吉村知事といえば“国任せではない独自の情報公開”を謳ってきたというのに、こんなときだけ「国の公表にあわせた」というのは明らかにおかしいだろう。

 ようするに、「国内初の変異株死亡者が府内で確認された」と発表することのイメージ悪化を恐れて情報を公表せず、神奈川県の死亡例発表やアドバイザリーボードでの変異株の死亡者公表を受けてようやく公表した、ということではないのか。

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