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“安倍応援団”落語家・桂春蝶が不倫相手にDV! 殴られた愛人の写真と春蝶の詫び状付きでフライデーが報道

「貧困は自分のせい」の春蝶は愛人に生活の面倒を見てもらっていた

 前述したように、春蝶は今年2月20日、Twitterでこんな貧困バッシングを展開した。

〈世界中が憧れるこの日本で「貧困問題」などを曰う方々は余程強欲か、世の中にウケたいだけ。
この国では、どうしたって生きていける。働けないなら生活保護もある。
我が貧困を政府のせいにしてる暇があるなら、どうかまともな一歩を踏み出して欲しい。この国での貧困は絶対的に「自分のせい」なのだ。〉

 個々の事情や社会状況を無視して、「貧困は絶対的に自分のせい」と当事者に責任を押し付けて攻撃した春蝶のツイートは、卑劣な自己責任論の典型であり、批判が殺到したのは当たり前だ。しかし、問題はここで終わらない。春蝶は翌21日、続けてこんな投稿をしたのである。

〈僕は20歳から10年間、家賃2万円台のアパートで住んだ。それでも金がなくて、家賃を滞納したりした。当時は仕事が本当になかったから。
ほとんど毎日がチキンラーメンかコーンフレークやった。
それでも生きれた。
芸人風情でも何とかやっていける日本は素晴らしい。
これ以上この国に何を望みますか?〉

 この言い訳ツイートが逆に火に油を注ぐことになり、春蝶への批判はさらに強まる。それはそうだろう。春蝶の下積み芸人の“売れることを夢みてるビンボー生活”と“国の政策により拡大した国民の貧困”をいっしょくたにして誤魔化そうとした詐術にすぎないからだ。

 しかも、「芸人風情でも何とかやっていける日本は素晴らしい。これ以上この国に何を望みますか」と挑発していた春蝶は、今回、「フライデー」に暴露されたように、そもそも愛人のA子さんにあらゆる生活の面倒を見てもらっていたというのである。さらに売れると一転、そのA子さんに対して暴力までふるったのだから、まったく、呆れてものも言えないとはこのことだろう。
 
 それにしても、官邸御用ジャーナリスト・山口敬之氏の性暴力問題に、日本テレビ・青山和弘記者のセクハラ問題、安倍応援団や子飼い政治家たちによる女性への暴力や性暴力、女性差別発言、そして、今回の桂春蝶に発覚したDV問題……。なぜ、安倍首相の周辺やその応援団には、女性に対する暴行や卑劣な行為が絶えないのか。少なくとも安倍政権と同様、立場の弱い人たちへの想像力が決定的に欠落していることは間違いない。

最終更新:2018.10.02 12:29

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