小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

日韓合意問題で八代弁護士、志らくが韓国バッシング! でも異常なのは、慰安婦問題を葬り五輪欠席する安倍首相のほう

abe_01_171230.jpg
首相官邸ホームページより


 来月の平昌五輪開会式への出席を見送る方針を見せている安倍首相。慰安婦問題をめぐる2015年の日韓合意をめぐって、韓国の文在寅大統領が「自発的で誠実な謝罪」を日本に求めるなどの新方針を示したことに対する嫌がらせだ。

 さらに昨日、安倍首相は「韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは、全く受け入れることはできない」と述べて謝罪を拒否すると明言した。本サイトでは合意がなされた時点で、安倍首相の狙いは慰安婦問題をカネで蓋することだと断じたが、それ以上に現在の政権の対応はファナティックとしか言いようがない。

 だが、国内マスコミのほとんどは安倍政権を全面擁護、テレビのコメンテーターも韓国バッシングに明け暮れている。たとえば11日の『ひるおび!』(TBS)では、落語家の立川志らくが、日韓合意をめぐる韓国政府の動きを「実にふざけた話」と猛批判。こうまくしたてた。

「(韓国は)日本が誠実に詫びる必要があるって言ってるんだけど、ならばむこうだって政権が変わるたびに約束を反故してきた、嘘ついてきた。日本政府に対してちゃんと誠実に謝る必要があるんじゃないかって気がしますよね。だって10億円払えって、向こうが言ってきたことでしょ。その約束すら守ることができない。早くだって慰安婦の像をどかすってことだってしてないでしょ。そりゃ安倍総理は行かないですよ、平昌オリンピックに。私だって行かないですよ。そのぐらい腹ただしい。もっと日本人怒るべきじゃないですか?」

 ようするに「韓国のほうこそ日本に謝れ!」と主張しているのだが、この人はいったい何を言っているのだろう。そもそも日韓合意は「当時の軍の関与」と「多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」ことを明確にし、その責任から日本の首相が「心からおわびと反省の気持ちを表明」するとしたものだ。一方で安倍首相は、元慰安婦の人々に直接謝罪することもなければ、手紙も拒否。だいたい、自らの口からはっきり「心からおわびと反省」と言ってすらいない。

 元慰安婦の人が「謝罪が十分でない」と感じるのは当然であり、その世論を組んだ文政権が「自発的で誠実な謝罪」を求めるのも民主主義国家として当たり前のことだろう。にもかかわらず志らくは「韓国の方が謝れ!」などとがなりたてているのだから、呆れる以外にないではないか。

 だが、番組ではこの志らくの暴言があたかも正論であるかのように垂れ流され、さらに嫌韓コメンテーターの八代英輝弁護士が「最終的かつ不可逆の合意というように双方が約束したことを、平気でこうやって蒸し返そうとしてくる。これはやはり国とは言えないですよね」と重ねる始末だった。

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する