マツコ・デラックスが「加計学園、ただいま入りやすくなってます」と皮肉
事実、『あさチャン!』の取材に応じた韓国の動物病院院長は、加計学園獣医学部の入試について、提出書類が日本留学試験の成績に重点が置かれているため「韓国とくらべると入学の方法が楽かもしれません」とコメント。また、加計学園は国内の受験生向けのパンフレットでも、〈合格後、引き続き受験勉強を続け、一般入試でワンランク上の大学、国公立大学にチャレンジすることも可能〉などと説明している。
受験のハードルを下げ、さらには「ワンランク上の大学」を設定し、自分たちが「ワンランク下」であることを認めてしまう……。はたしてこの大学で、「国際的な獣医学教育」など実現できるのだろうか。
加計学園獣医学部は大丈夫なのか。そう訝しむ声は、すでに広がっている。たとえば、11月2日に放送されたマツコ・デラックスのバラエティ番組『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日)において、分倍河原駅で出会った16歳の少年が“進路は獣医に決めた”と言うと、マツコは「頭よくないと獣医学部なんか行けないだろ」と話し、こうつづけた。
「それか混乱に乗じて加計学園のに行くか。ただいま入りやすくなっております、みたいなね(苦笑)。可能性はあるわよ」
すでにこうやってネタと化してしまっている加計学園獣医学部。それも当然だ。総理大臣がお友だちに優遇して新設しようとしている大学など、うさん臭すぎるからだ。もちろん、すべての発端と責任は、安倍首相にあるのだが。
(編集部)
最終更新:2017.11.07 08:50