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また田崎史郎と山口敬之が…トランプに媚びまくった安倍外交を「100点満点」と絶賛した“kiss ass”ワイドショー

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TBS『ひるおび!』出演時の田崎史郎氏(16年12月27日放送より)


 米タイム誌が「日本の首相はトランプの心をつかむ方法を教えてくれた。こびへつらうことだ」と皮肉に満ちた見出しを掲げた日米首脳会談だが、そんな海外メディアの冷ややかな視線も安倍首相はどこ吹く風。昨晩は定番となった“安倍チャンネル”のNHK『ニュースウオッチ9』とBSフジ『プライムニュース』に生出演し、“首脳会談は大成功!”と自己PRに勤しんだ。

 いまや“世界でもっとも有名なレイシスト”であるトランプ大統領にどこまでも追従し、仲良しアピールするということは、世界に無能っぷりを晒したも同然。恥知らずにも程があるが、それに追い打ちをかけたのがワイドショーの報道。田崎史郎・時事通信社特別解説委員と、山口敬之・元TBS政治部記者という“安倍政権の広報官”ツートップのふたりが、またもワイドショーに出ては「安倍外交、最高!」と大はしゃぎして回ったのだ。

 たとえば、昨日放送の『とくダネ!』(フジテレビ)と『ひるおび!』(TBS)に出演した田崎氏は、両番組で「安保では本当に100点満点」と安倍外交を大絶賛。トランプの入国禁止の大統領令について安倍首相は「内政の問題」として黙認したが、そのことを田崎氏は「安倍総理の読みとしては、相手にとって耳の痛い話をしたら、それが何の得があるのかと。うまくいかなくなってしまうじゃないかっていう読みなんですよね」などと自国のみの損得しか考えない姿勢を肯定する解説をおこなった。さらには、トランプが世界で白い目で見られている事実を矮小化して「相手が困っているところに飛び込んで信頼関係を築くのが“安倍流”の外交」などと言い出す始末だった。

 一方、11日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ)と昨日放送『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)に出演した山口氏は、相も変わらず“トランプとのゴルフ後に2度電話で安倍首相と話した”といつもの仲良しアピール。だが、その会話の内容はといえば、「ゴルフがすごく調子がよかった」「バーディをとったことを、たぶんその報告をしたくて(安倍首相が)電話してきた」。普通に考えれば、御用ジャーナリストにゴルフのスコアの話を嬉々として報告する総理大臣も、それを「スクープ獲ったど」と言わんばかりにニヤニヤと語るジャーナリストも異常だが、外交の成功を印象付けたい山口氏は、米軍の駐留経費問題を、『モーニングショー』ではこんなふうに解説してみせた。

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