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参院選特別企画

舛添より金に汚い自民党参院立候補者リスト! 政治資金でキャバクラ、エルメス、SMバー…安倍直系議員は暴力団と

★中国総領事館移転問題で見返り!? 不動産会社から献金授受

中原八一/新潟選挙区

 第二次安倍内閣で国土交通大臣政務官に就任し、現在は参議院「拉致問題特別委員会」委員長を務める中原八一氏。中原氏もまた、今年、寄付金500万円の政治資金収支報告書への記載漏れなどが発覚し刑事告発されたが、中原氏のカネにまつわるスキャンダルはこれだけではない。2014年5月、新潟市の中国総領事館移転・拡張計画にかかわっている不動産会社から2010〜12年のあいだに毎年12万円、計36万円の政治献金を受けていたことがわかったのだ。
 しかも、不動産会社から政治献金を受けた前後の時期にあたる2012年3月、中原氏は参院国土交通委員会で、この中国総領事館移転・拡張問題について「地元の市や県にただ任せるだけではなくて、外務省がしっかりと仲介に立ってぜひ進めていただきたい」と質問を行っているのである。
 中原氏は「便宜を図る意図はなかった」などと語っているが、そんな“偶然”があるのか。甚だ疑問である。


★公共工事で安倍晋三に“恩返し”!? 安倍首相“直系”議員の重大疑惑
江島潔/山口選挙区

 ここまで参院選候補者の“政治とカネ”問題をまとめてきたが、なかでももっともキナ臭いのは、安倍晋三首相のお膝元・山口選挙区から出馬している江島潔氏の疑惑だ。
 そもそも、江島氏の父・淳氏は安倍晋太郎とともに清和会に所属し、潔氏の結婚式の媒酌人も晋太郎が務めるなど、江島氏は安倍家と深い仲にある。だが、江島氏が二選を狙った1999年の下関市長選では、安倍氏陣営の行きすぎた“暗躍”が暴かれることとなった。
「月刊現代」(講談社)06年12月号に掲載された魚住昭氏と青木理氏の記事によれば、この市長選において、安倍晋三氏の秘書は地元のブローカーの男性に江島氏と対立する候補者の中傷ビラを撒くことなどを指示。ブローカーは300万円を受け取ったという。
 さらに、このブローカーは追加で金銭を要求したものの拒否されたことから、指定暴力団・工藤会系高野組の人間を使って2000年に計5回、安倍氏の後援会事務所や自宅などに火焔瓶が投げつけるという事件にまで発展したのだ。
 ……これだけでも安倍首相の暗部が垣間見え、江島氏と安倍首相の“共犯”的な関係を感じずにいられないが、実際、江島氏は安倍氏に“恩返し”とも言える行動に出ている。
 というのも、江島氏は市長時代、安倍氏の古巣である神戸製鋼所に公共工事を受注。しかもそれは110億円のゴミ処理工場施設や60億円のリサイクルプラザなどといった巨額の事業だったという。
 こうした露骨な公共事業発注には官製談合ではないかといった疑惑が噴き出し、裁判にまで進展。また、安倍氏と関係のある企業が優遇されているのではという声が囁かれたことなどもあり、劣勢に立たされた江島氏は5選目に不出馬を表明、後に国政に乗り換えたのだ。
 だが、そんな過去もなかったかのように、また安倍首相に引き立てられて、現在では国土交通大臣政務官の座に就いている江島氏。まさに安倍政権の“国民不在・オトモダチ政治”の象徴のような人物である。

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 駆け足で“政治とカネ”疑惑を振り返ったが、じつはこれだけでは終わらない。政治資金については、以下の自民党候補者たちにも問題がもちあがっている。

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