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桜島噴火で“再稼働”川内原発が危ない! 火山専門家が警告するも原子力規制委・田中委員長が無責任対応

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九州電力 川内原子力発電所HPより


 やはり予想されていたとおりだ。昨日午後7時前、鹿児島の桜島で爆発的噴火が発生した。高さ約2200メートルまで噴煙があがり、噴石が火口から1キロ以上先まで弧を描いて飛散していることが確認された。これをうけ、気象庁の噴火警戒レベルが3に上げられた。

 桜島は昨年8月、急激な地殻変動が観測された。一度は初めて噴火警戒レベル4(避難準備)まで引き上げられ、9月には爆発的噴火もみられた。しかしそれ以降火山活動は沈静し警戒レベルが引き下げられていた。幸い、今日の噴火は大規模なものではなかったが、しかし、気象庁が緊急会見で「桜島の噴火活動が今後、活発化するおそれがある」と認めるように、今後、大規模噴火が起こる可能性はある。

 たとえば、昨夜放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)に電話出演した京都大学防災研究所の井口正人教授は、昨年5月の段階で「2020年頃には大噴火が発生する可能性が高い」と指摘していた。

 そうなると、懸念されるのは、桜島から50キロメートル圏内にある九州電力川内原発への影響だ。ご存知のとおり川内原発は昨年再稼働したが、桜島は巨大火山の一部で、これが噴火した場合には川内原発にも火砕流が及ぶなど、壊滅的な被害がもたらされると予想されている。

 ところが、原子力規制委員会は、川内原発が稼動している数十年の間に噴火は来ないなどとして、立地不敵を認めてこず、再稼働ありきで全てを進めてきたのだ。

 本サイトは昨年の桜島噴火の際に、この火山と原発再稼働の問題、そして原子力規制委・田中俊一委員長が会見でとった驚くべき“無責任対応”について記事にしていた。以下に再編集する形で掲載するので、川内原発をこのまま稼働させておいていいのか、そしてこんな無責任な原子力規制委を放置していいのか、ぜひじっくり考えてもらいたい。
(編集部)

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 桜島の研究を30年以上続けている京都大学防災研究所の井口正人教授は、2015年の桜島の異変について、「1980年代以降の南岳の爆発を含め、今までにない火山活動。規模の大きな噴火が今すぐ起きてもおかしくない差し迫った状況だ」と発言した。

 井口教授はもともと15年5月に「桜島の北側の海底、地下深くにマグマ溜りがあり、このマグマが桜島の直下に流れ込み、山体が膨脹し続けている。さまざまな兆候から2020年頃には大噴火が発生する可能性が高い」と警告していたが、まさに指摘通りの状況が起きつつあるということだ。

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