小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

「子供が片輪になっても原発つくれ!」“下着ドロボー”高木毅を大臣にした父親の汚すぎる原発利権

takagi_01_151022.jpg
あの“下着ドロ”復興相の父親が原発でトンデモ発言を!(衆議院議員 高木毅HPより)


「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)に“下着ドロボー”の過去を暴露された復興・原発事故担当大臣の高木毅氏。10月20日には記者会見で報道の真偽を問われ「そんな事実はない」と釈明したが、しかし被害者の妹の証言について確認されると「記事は読んだがわからない」「知らない」などとしどろもどろに。質問はその後も飛んだが、高木大臣は答えることなく逃げるように会見を打ち切った。

 今日発売の「週刊新潮」の続報では「露出狂」疑惑まで浮上し、この“下着ドロボー”問題はもはや言い逃れできない状況と言っていいだろう。

 それにしても、なぜこんな破廉恥な人物がのうのうと国会議員になり、大臣にまでのぼりつめることができたのか。

 それはズバリ、父親の高木孝一氏の力だ。孝一氏は、敦賀市議を2期、福井県議を4期つとめた後、1979年から95年の長期に渡って敦賀市長として市政を牛耳った地元政界のドン。孝一氏はまさにこれを利用し、息子の下着ドロボーをその権力で揉み消したのである。地元関係者がこう証言する。

「毅さんが事件を起こしたのは、父親の孝一さんが市長だったとき。下着の窃盗と住居侵入の疑いで敦賀署の取調べを受け、本人も容疑を認めたが、市長が警察に圧力をかけて事件化を押さえ込んだんです。被害者にも父親や勤務先の銀行などを通じてプレッシャーをかけ、地元マスコミにも金をばら撒くなどして、事件をもみ消してしまった」

 被害者女性の妹も「週刊新潮」の取材にこう証言している。

「姉が“騒がんといてくれ。勤め先にも迷惑かけたくない”って。父は“(高木氏の父親の)市長も頭を下げてきた”“敦賀でお世話になっとるし”と言ってて、それで示談っていうか……」

 しかも、この時、事件のもみ消しに全面協力したのが、敦賀を支配する原発ムラだった。被害者女性の勤務先の地元金融機関や父親のところには、敦賀原発の運営会社である日本原子力発電はじめ、電力関連会社から相当なプレッシャーがかかったという。

「妹さんはそこまで深い事情を知らないようだが、実は原発関連のいろんな筋からの働きかけが一番、被害者を黙らせるのに、効いたようです」(前出・地元関係者)

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する