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今さらAKBファン宣言!? 枝野幹事長のずれっぷりに民主党の未来を見た(涙)

「チャンスの順番」は、第一回目の「選抜じゃんけん大会」で優勝した内田眞由美がセンターを務めたシングル曲。当時、非選抜で無名だった内田がじゃんけんで勝ち上がり、見事にセンターを射止めたことを踏まえて秋元はこの歌詞を書いたという。秋元もよほどこの曲が気に入っているのか、芽が出ないメンバーに「いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい」などと説教を垂れるのだが、じつはこの後、内田が選抜に選ばれたのは、同じくじゃんけんで勝ち残った「永遠プレッシャー」だけ。いまでは、コントで演じた「岩」役がヲタのあいだでトレードマークとして認知される程度で、ついには焼肉店「焼肉 IWA」をオープンするなど、副業に精を出している。

 つまり、「チャンスの順番」でセンターに輝いた内田がチャンスをつかんだのは、まぐれでじゃんけんに勝ち残った、たった一回だけ(いまのところは)。──この圧倒的に厳しいアフターストーリーも鑑みずに、枝野はこの曲を「民主党ソング」だというのだから、「おいおい、いくらなんでも不吉すぎないか?」と心配せずにはいられないのだ。

 ちなみに、最後にフォローさせていただくと、枝野がアイドルファンアピールをしたのは、今回がはじめてではない。じつは民主党が政権を握っていた2012年にも「ニコニコ超会議」に出席し、「(AKBを)カラオケで3曲くらい歌っちゃいますね」と回答。「どうして韓流ばかりが人気で、AKB48が海外で人気ないのかが不思議だった。彼女たちも海外できっと流行するはず!」などと大はしゃぎで語っている。さらには、今年4月にはインディーズの文芸誌「Witchenkare」に『歌は世につれ。〜秋元康・AKB戦略と日本経済〜』と題した原稿まで寄稿しているのである。

 枝野のAKB愛はホンモノなのかもしれないが、野心家の秋元にはちっとも相手にされない。……世の残酷さと民主党の哀れな行く末を感じずにはいられない一幕であった。
(サニーうどん)

最終更新:2015.01.19 04:03

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