読売テレビ公式HPより
国民の多くが支持している女性天皇論を完全無視し、国民の理解が得られていない「旧宮家の男系男子養子案」を高市政権が数の力で押し切った皇室典範改正。いまだ多くの国民が反対の声をあげているのはもちろん、当の天皇までがその強行ぶりに改正前、「国民の理解を得られるものを」と発言し、その後秋篠宮も天皇に賛同を示した上で「進歩が大事」と発言した。
そんななか、この皇室典範改正をめぐり、読売テレビが子どもを巻き込んだとんでもない偏向番組を放送していたことをご存じだろうか。
その番組とは、8月2日放送の『そこまで言って委員会NP 皇室・減税・夫婦別姓を子どもに説明してみたSP』(読売テレビ)。
『そこまで言って委員会』の出演者たちが子ども相手に授業をする体でいま議論になっている問題について解説するというものだが、「皇位継承」がテーマの時間に教師役で登場したのが、なんとあの竹田恒泰氏だったのである。
竹田氏といえば、周知の通り、“明治天皇の玄孫”で、数々のヘイト発言を繰り返してきた右派論客。とくに皇位継承問題では男系男子論者の急先鋒で、「旧宮家の男系男子養子案」は自分の発案だとも公言している。
そんな人物に子ども相手に皇位継承について解説させること自体ありえないが、もっとヤバかったのが、その内容がとんでもなく一方的で、フェイクが多く含まれていたことだ。
その危険性を指摘するためにも、改めて番組内容を紹介しておこう。
学校の教室を模したスタジオに座る7人の小学生。そこに竹田センセイが教師役で登場すると、いきなりこう宣言する。
「女性は天皇になれない、男系男子が必ず継承してきたんですけれども、それがなぜなのかっていうことをですね、今日は授業していきたいと思います」
歴史上、女性天皇は推古天皇はじめ10代8人も存在したのに、「男系男子が必ず継承してきた」って、のっけから大嘘を口にしたのである。