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大阪・松井市長が“コネクティングルーム不倫”の和泉洋人元補佐官を府・市の特別顧問に! 維新と行政私物化官僚をつなぐカジノ利権

 言うまでもないが、大阪は、橋下徹時代からつづく維新府政による公的医療の削減・合理化の煽りを受けてコロナで医療崩壊を起こし、東京以上の死者を出すなどコロナ対策で失敗してきた代表格だ。そのうえ、特別顧問として国のコロナ失策の責任者を迎え入れようとは、もはやブラックジョークのような展開ではないか。

 だが、もっと恐ろしいのは、今回、松井市長らが和泉氏を特別顧問に迎え入れようとしている目的が、大阪カジノ実現のための布石にあるということだ。

 実際、松井市長は昨日、記者団に「(和泉氏には)夢洲の街づくりに能力を発揮してほしい」と語ったというが、2025年大阪・関西万博の会場でありカジノ建設予定地となっている夢洲をめぐっては、土壌汚染対策費用の約800億円を大阪市が負担すると公表されたほか、公金支出が膨らみつづけている。

 そこに、国土交通省出身で横浜カジノ参入でも菅前首相の右腕として暗躍してきた和泉氏が入り込んだら、これまで以上にカジノ事業者や建設業者の要求ばかりが呑まれ、公金をさらにじゃぶじゃぶと使いまくることになるのは目に見えている。

 だが、こんな露骨な人事を平気でやってしまえるのが、まさしく松井市長・吉村知事であり、このふざけた暴政こそが「維新クオリティ」なのだ。この連中は、どこまで大阪の政治を壊せば、気が済むのだろうか。

最終更新:2021.12.25 10:01

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