こうした言動をみれば、吉村知事の関心事が自分への批判をどうごまかすか、どう“やってる感”をアピールするかだけで、大阪府民の命を守ろうなんて露ほども思っていないことがよくわかるだろう。何しろ、これだけ事態が逼迫していたら、少しは反省をして医療立て直し対策を打ち出そうとするものだが、吉村知事がやっているのはメディアに出まくって、自己アピールと批判への反論、責任転嫁を繰り返しているだけなのだ。
実は自衛隊の派遣要請さえも、ただの“やってる感”アピールでしかないのではないかという声さえある。というのも、同じく派遣要請した旭川市には9日朝に自衛隊医療チームが到着したが、大阪のほうは佐藤正久議員の8日夕方のツイートによると〈大阪府は受入態勢未確立〉だという。
この男はおそらく府民全員が命を落としかねない事態になっても、「私はこんなことをやってる」と“やってる感”を演出し続け、「この状況は○○のせいだ」と責任転嫁を続けるだろう。メディアも、いい加減こんな人間をもてはやすのは止めるべきだ。
(編集部)
最終更新:2020.12.10 01:20