小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

室井佑月が夫の衆院選出馬で不可解な『ひるおび!』降板! 麻木久仁子が「夫が大臣のキャスターは…」と滝川クリステルに疑問

 小泉進次郎環境相と結婚した滝川クリステルも同様だ。

 小泉環境相も次の選挙には必ず出馬すると思うが、滝川はいまもTBS系『教えてもらう前と後』(毎日放送)といった情報バラエティ番組のレギュラーMCを務め、進次郎氏の話題を口にすることもあるし、池上彰をゲストに社会問題を扱うこともある。

 今回の『ひるおび!』ルールに従えば、滝川も衆院議員である小泉と結婚した時点で情報番組はすべて降板しなければならないはずだが、そんな対応は一切していない。

 そう考えると今回の室井の降板劇はあまりに不自然としか言いようがない。その舞台裏についてTBS関係者がこう解説する。

「今回の措置は明らかに室井さんだからでしょう。室井さんは番組でも安倍政権批判、そして菅内閣になっても鋭い政権批判を繰り返してきました。そのたびネットでは炎上し、番組やTBSにもネトウヨからの抗議も多かった。しかも、『ひるおび!』のチーフプロデューサーはかなりネット右翼的な思想をもっているので、前々から室井さんを切りたがっていたんです。ただ、室井さんは『ひるおび!』スタート当初からのコメンテーターですし、政治的発言を理由に切ることもできない。そこで、少し前から苦肉の策として午前のみの出演にするかたちにしていた。そんなところに今回、夫の米山さんが出馬表明をしたので、『すぐに降ろせ』となったんですよ」

 断言してもいいが、室井が政権に擁護的で、夫が自民党から出馬を宣言していたとしたら、こんな措置には絶対になっていない。せいぜい公示期間中の出演見合わせくらいで終わっていたはずだ。

 安倍政権以降、テレビ局への政治圧力とそれを受けた局上層部の忖度や自主規制によって、政権に批判的なキャスターやコメンテーターたちが次々とテレビから姿を消してきたが、結局、今回の室井の『ひるおび!』降板劇もその延長線上に起きたということなのだろう。

最終更新:2020.12.06 08:56

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。