小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

日本会議常任理事も務める極右団体「神社本庁」幹部が部下と不倫 ラブホから出てくる決定的瞬間をスクープされた!

神社本庁公式サイトより


 全国約8万社の神社を包括する組織・神社本庁に激震が走っている。震源は、「ダイヤモンド・オンライン」が2日に配信した記事だ。神社本庁幹部の男性と、直属の部下である秘書課長の女性職員との不倫疑惑をラブホテルから出てくる写真付きでスクープしたのである(ダイヤモンド・オンライン「安倍応援団の神社幹部が不倫か、神社界揺るがす裁判に影響も」)。

 この神社本庁幹部は秘書部長兼渉外部長を務める小間澤肇氏という人物。全国の有力神社の人事などを担う秘書部と、政治方面や各団体への窓口ともなる渉外部の部長を兼任する神社本庁の幹部職員だ。神社関係者によると、小間澤氏は神社本庁に6名いる部長のなかでもキャリア的に“筆頭部長”にあたる。上層部からの信頼も厚く「“異例の四期目”という長期政権を敷く田中恆清総長の懐刀」とも言われている。

 いや、神社本庁だけではない。神社本庁と政界をつなぐ極右政治団体「神道政治連盟」(神政連)では、事務方トップの事務局長。さらに、安倍政権のバックにいる日本最大の保守団体「日本会議」では、専任理事かつ政策委員という要職を務めている。

 小間澤氏はまさに安倍応援団の実務を担う幹部でもあるのだが、「ダイヤモンド・オンライン」は、この小間澤氏が女性課長を伴って歌舞伎町のラブホテルから出てきたところを激写、その決定的瞬間の写真を掲載した。小間澤氏は取材に応じなかったというが、女性課長のほうは直撃に対し、ラブホテルに入ったことを認めつつも「自分の個人的な相談をしていた」と関係を否定したという。だが、目的が「個人的な相談」ならば、何もラブホテルに行く必要はあるまい。実際、神社本庁関係者はこう声を潜める。

「本庁内で小間澤部長と女性課長は『事実ではない』と打ち消しているようですが、ラブホテルから出てくるところを撮られていますし……。女性課長のほうは、大学卒業後に本庁入りしてから秘書部一筋、上司や役員にも気に入られていましたから、以前からいろいろと噂がたってきたことは事実です。一方、小間澤部長は出世街道をひた走るエリートで、渉外部長として本庁の“顔役”でもあります。妻子持ちの幹部が本庁内部で不倫ということになれば、全国の神職や氏子さんたちに顔が立ちません。組織として本庁の責任も問われかねない」

 さらに、別の関係者は「二人がホテルに行ったのは『ダイヤモンド』に撮られた一回に限った話ではなく、少なくとも昨年から密かな逢瀬を繰り返していたようだ」と証言する。また、複数の神社の神職からは「神社本庁は関係をちゃんと内部調査して、事実ならばしかるべき処分をくだすべきではないのか」との声もあがっているという。

「神社本庁の幹部や職員というのは、ただの事務職ではなく、神職の資格を持つ聖職者。神社界を代表する立場にある本庁で、あろうことか内部不倫とは……。ただでさえ、本庁上層部のせいで神社界全体への不信が増しています。もはや組織としての信頼性が完全に失墜したのではないか」(都内神社の神職)

 4日、本サイトが神社本庁に確認すると、「記事から推測されるような事実はございません」(広報国際化担当者)の一点張り。だが、記事を否定する根拠となるはずの社内調査やヒアリングの有無については、明らかに言い淀みながら回答を拒否した。また、複数神職からあがっている内部調査に基づく処分の必要性、神社本庁の責任を問う声をどう受けとめているのか尋ねたが、これについてもノーコメントだった。どうやら、神社本庁は完全にシラを切ろうということらしい。

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。