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『笑点』で三遊亭円楽が「いま日本は本当に民主主義国家ですか?」とヘビーな問いかけ! 炎上に怯まず安倍政権批判貫く

 また、その背景には、前述した一昨年の『笑点』の炎上というのもあるのかもしれない。これは2018年5月27日放送で、三遊亭円楽、林家たい平、林家木久扇が立て続けに安倍首相を風刺する回答をしたことがきっかけだった。

 春風亭昇太から「人はうるさいと耳をふさいだりなんかしますよね。そこで皆さん、今回耳をふさいでください。で、一言言ってください。私が『どうしたの?』って聞きますから答えてください」とお題が出されると、まず、三遊亭円楽が声色を安倍首相に似せながらこう答える。

「安倍晋三です」
「どうしたの?」
「トランプ氏から国民の声は聞かなくていいと言われました」

 続いて、手を上げたのは林家たい平。たい平もまたモノマネを交えながら回答した。

「麻生太郎です」
「どうしたの?」
「やかましいぃ〜」

 政権批判ネタ三部作のトリを飾ったのは林家木久扇。木久扇はこのように答えた。

「うるせーなー」
「どうしたの?」
「沖縄から米軍基地がなくなるのはいつなんだろうねぇ」

 安倍政権への痛烈な風刺三連発。そして、回答した三人は連続で座布団一枚を獲得した。

 しかし、これが放送されるやいなや、ツイッターを中心にネトウヨや安倍応援団から一斉に非難が手中し、『笑点』は大炎上。ネット上には〈河原乞食が飢えもせず生きていけるのは資本主義社会の賜物なのにな 馬鹿だと思うわ〉〈笑いまで政治的偏向するようになってしまったのかと思う。最近「笑点」を見なくなった理由の一つでもある〉といった罵倒が次々と投稿された。

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