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吉本御用メディアが誘導する「悪いのは宮迫」「話がずれてる」論に騙されるな!吉本こそが嘘と事実隠蔽の元凶だ

 しかも、宮迫と亮が明らかにしたように、8日、彼らが「金銭を受け取った」と報告した後も、吉本興業は24日まで、「今さひっくり返せない」「静観です」と、事実を隠蔽し、虚偽を強要してきた。吉本は「事実確定に時間がかかった」などと言っているが、すでに、宮迫らは事実を認めているのだから、2週間もかかるなんてありえない。

 さらに、6月24日に金銭授受の事実を認め謹慎処分を発表したあとも、吉本興業は嘘をつき続けた。24日に金銭授受の事実と謹慎処分を発表した際、金銭授受がわかった経緯についてリリースのなかでこう説明していた。

〈弊社が、複数回にわたり、該当タレントへのヒアリングや各自の記憶の整理、確認を丁寧に行った結果、該当する芸人において、反社会的勢力主催の会合であるとの認識はなく、また、報じられていたような金額ではありませんでしたが、会合への参加により一定の金銭を受領していたことが認められました。〉

 宮迫と亮は8日の時点で、宮迫が100万円、亮が50万円受け取ったことを報告したにもかかわらず、24日のリリースでは金額について〈報じられていたような金額ではありませんでした〉と過小発表。同じパーティに参加していたザブングルの受け取った金額をナベプロ が発表した後の7月13日になってようやく正確な金額を発表する。実に1カ月以上隠蔽していたのだ。

 なぜ、吉本は宮迫らに会見させなかったのか。それは、宮迫らが嘘をついたからなどではなく、吉本興業が事実を隠蔽し、嘘をついていたからだ。

 しかも、吉本興業が「嘘と事実隠蔽」を行った背景には、宮迫や亮らが参加した反社グループに、吉本が会社として関与していたという問題があった。

 これも、宮迫らが会見で明かしたように、入江から反社会勢力のフロント企業のパーティ参加を持ちかけられた際、「吉本のイベントのスポンサーだから大丈夫」と言われていた。これについて、岡本社長は、以下のように述べている。

「当該イベントは吉本興業の制作ではなく、都内のイベント会社が主催したものです。その会社の依頼を受けて当社がタレントを派遣しています。いろんなタレントが出演するイベントだったが、そのイベントのスポンサーのひとつが特殊詐欺グループのフロント企業だったということです」

 自社主催のイベントではないとはいえ、明らかに反社グループのスポンサーのイベントにタレントを派遣し、ビジネスをしていたのだ。「チェックできなかった」ということで、責任が免れるなら、宮迫たちだって同じだろう。いや、それどころか宮迫たちが吉本が関係したイベントのスポンサーになっていることを知って、「大丈夫だ」と考え、パーティに出かけたのだとしたら、それこそ、今回の問題の大元は吉本興業という会社ということになる。

 つまり、吉本は宮迫らに会見をされて、このことを明らかにされたくないために、事実を隠蔽しようとしたのではないのか。

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