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“安倍チル魔の3回生”田畑毅議員の離党の原因は深刻な女性トラブル! 暴行し警察沙汰の報道

 二階派といえば、水泳の池江璃花子選手が白血病と診断されたことを明かした際、二階派の桜田義孝五輪担当相が「金メダル候補ですから、日本が本当に期待している選手ですから、本当にがっかりしています」「盛り上がりが若干下火にならないか、心配しています」などと無神経極まりない発言をおこない、大きな批判が巻き起こったばかり。東日本大震災について「東北でよかった」と発言した今村雅弘・元復興相や、色丹島を「しゃこたんとう」と読み外務官僚とのダブル浮気旅行を報じられた福井照・内閣府特命担当相、そして、前述した片山さつき地方創生担当相も二階派。さらには「ゲス浮気」の発覚で議員辞職した宮崎謙介氏や、「不貞路上キス」が激写された中川郁子氏と門博文議員も二階派所属だった。

 昨年10月におこなわれた内閣改造では、総裁選で二階幹事長がいち早く「安倍晋三首相への絶対の支持を表明する」と宣言、票固めに動いた論功行賞で、二階派から片山地方創生担当相と桜田五輪相、吉川貴盛農水相の3人を閣僚にねじ込むことに成功したが、蓋を開ければこの始末。安倍首相にしても、大臣に引き立てた時点で義理は果たしていると言わんばかりの姿勢で、いつもなら閣僚の不祥事を取り上げないようにテレビに睨みをきかせるものの、片山・桜田コンビの報道にかんしては官邸も黙認していたという。

 そればかりか、最近では、統計不正問題など大きな問題を抱えているなかで、御用記者・田崎史郎を筆頭に、細野豪志議員の二階派入りに対する「節操がない」などの“二階派叩き”に話題を向けさせようとしているフシさえある。政権批判をさせないために“二階派叩き”を推奨している、というわけだ。

 しかし、今回の田畑議員の問題は、本人の離党だけでは収まらない可能性が高い。場合によっては二階幹事長の辞任も考えられる事態だ。

 そうなると、またメディアは二階派叩きに問題がシフトするのだろうが、これは二階派だけの問題などではない。二階幹事長と結託して質の悪い議員を生み出し、重用してきたのは、ほかならぬ安倍首相だからだ。早晩、事件の詳細が明るみに出るはずだが、ぜひ問題の本質を忘れないようにしてほしい。

最終更新:2019.02.16 10:01

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