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安倍だけじゃない、菅官房長官も会食でメディア懐柔! 幻冬舎見城社長、avex松浦社長との仲良し写真、恵俊彰とも…

 さらに、菅官房長官は官邸と昵懇のジャーナリストや記者らに対して、陰に陽に情報をあたえることで、政敵のバッシング等や情報操作を仕掛けている。

 たとえば、「週刊文春」に掲載された翁長雄志・前沖縄知事へのネガティブキャンペーンだ。同誌は2015年4月23日号で「翁長知事を暴走させる中国・過激派・美人弁護士」と題した大特集をトップで掲載。あたかも翁長知事が中国と過激派に操られているかのような、明らかなデマ記事を書き立てるなど、翁長バッシングや沖縄へのヘイトまがいを何度も展開してきたが、この種の記事を手がけた同誌の記者は菅官房長官と非常に食い込んでおり、謀略情報も菅官房長官の周辺から入手しているのではないか、とささやかれてきた。

 実際、こうした「週刊文春」の沖縄報道に関わってきた記者は、退社後の2017年に著書『沖縄を売った男』(扶桑社)を出版しているのだが、その帯には、菅官房長官の顔写真が堂々と掲載されていた。しかも、この記者は先の沖縄知事選では、菅官房長官が中心になって擁立した“基地容認派”の佐喜真淳氏の選対に入っていたことが確認されている。

 いずれにしても、菅官房長官はただの“鉄面皮”ではなく、国民の与り知らないところで、不気味な“笑顔”を振りまくことで裏工作をおこなっている。今回はたまたま、目立ちたがり屋の見城社長がTwitterで大々的にバラしてしまったから公になったものの、会食に代表される菅氏の暗躍はまだまだ氷山の一角だ。わたしたちは、こうした“影の総理”の下劣なやり口だけでなく、その誘いにまんまと乗ってしまう業界人、メディア人に対しても警戒を強めていかねばならないだろう。

最終更新:2018.12.26 12:28

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