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タッキー異例の「週刊新潮」インタビューの裏にメリー副社長の意向!? 対立報道に激怒し後継者問題を全否定させ…

「もともと、ジャニーさんはジュリーさんのことを全く評価していない。ジュニアへの愛情が深く、タレントを育てることと良質のエンタテインメントを作ることだけを考えているジャニーさんに対して、ジュリーさんはクリエイティビティもないし、金儲け主義で、タレントを育てようという意識が薄い。だから、ジャニーさんは、むしろSMAPのマネージャーだった飯島(三智)さんのことを評価して、ある時期から自分のかわいがっているグループを飯島さんに預けるようになった。それが、ジュリーさんと母親のメリーさんの怒りを買い、飯島さんは追い出されることになったわけです。そういう意味で、SMAP騒動の本質は、ジャニーVSジュリーだったんです」(ジャニーズ事務所関係者)

 このとき、ジャニー社長は結局、メリー氏にさからえず、飯島氏を見捨ててしまったが、ジャニーVSジュリーの対立構図はその後も続いている。それどころか、SMAP騒動後、ジュリー副社長がメリー氏から実権を引き継ぎ、ジャニー氏とは真逆の路線をどんどんエスカレートさせていったため、ジャニー氏の不満は極限まで達していたという。

 今回の滝沢の引退、後継発表はこうした構図の延長線上で起きたことだ。滝沢は人望があり、政治力もある。一部所属タレントの間からも「タッキーがジャニーさんの後継になれば、自分たちの扱いも変わるはず」と歓迎の声もあがっているという。

 だが、この流れに反発の姿勢を示したのがメリー氏とその娘のジュリー副社長だった。
「メリーさんとジュリーさんはとにかくジャニーズは藤島家のもので、他人には指一本さわらせたくないという考えですからね。滝沢が後継なんて許すはずがない。実際、ジャニーさんの考えを知って、ジュリー・メリーサイドが相当巻き返しを図ったと聞いています」(スポーツ紙担当記者)

 そして、今回の滝沢インタビューもその巻き返しの一環としてメリー副社長の意向でねじこまれたものだったのだ。しかも、もうひとつメリー副社長の逆鱗に触れたことがあったという。それが前週発売の「週刊文春」(文藝春秋)9月27日号のジャニーズ事務所に関する〈滝沢&ジャニー社長vs.メリー&ジュリー母娘“最終戦争”〉と題された特集記事に関してだ。

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