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安倍応援団の小川榮太郎切りが醜悪!百田、上念、有本、WiLLが小川の悪口と「自分は関係ない」の大合唱

 だが、忘れてはならないのは、連中は「安倍さんの足を引っ張るな!」と言っているだけで、その本質は、小川氏や杉田議員とまったく同根のグロテスクな差別主義者であるということだ。

 実際、金銭トラブルで小川氏と喧嘩別れしたすぎやま氏にしても、2015年に「チャンネル桜」で杉田氏と共演した際には、「生産性がない同性愛の人たちにみなさんの税金を使って支援をする。どこに大義名分があるんですか」と、例の差別論文とまったく同じ主張をした杉田氏に同調し「男性からは言いにくいことをガンガン言っていただくのはありがたい」などと絶賛していた。

 また、百田氏にしても、2015年3月にはTwitterで〈同性とセックスしたいという願望を持つのは自由だと思うが、そういう人たちを変態と思うのも自由だと思う〉なるむき出しの同性愛差別を投稿。今年7月5日にも、お茶の水女子大学がトランスジェンダーの学生の受け入れ方針を固めたと伝えるNHK報道について〈よーし、今から受験勉強に挑戦して、2020年にお茶の水女子大学に入学を目指すぞ!〉と差別的に嘲笑している。

 その最たるが安倍首相だ。いまだに公の場で一切の説明を拒否している杉田議員だが、自民党は何ら処分を下さず、まして安倍首相は「まだ若いですから、そういったことをしっかり注意しながら仕事していってもらいたい」と言って杉田議員を擁護。また、見城社長への口利によってデビューさせた小川氏の差別論文問題については無視を決め込んでいるが、「週刊文春」で小川氏が“安倍事務所出禁疑惑”に反論したところによれば、「当然(事務所に)出入りはしていたし、総理とも普通に電話でやり取りしています」という。

 小川氏による杉田水脈擁護・差別上塗りトンデモ論文によって露見した、安倍応援団界隈の世にも醜い内紛。とりわけ、小川氏という“ババ”を押し付けあう見城社長と安倍周辺の無様は見るに耐えないが、いずれにしても、真の意味で醜悪なのは、連中に通底する歪んだ価値観に他ならない。「自分は悪くない、関係ない」「安倍さんの足を引っ張るな」「安倍を勝たせた私に言うなよ」──案外、安倍応援団が内部から瓦解する日は、そう遠くないのかもしれない。

最終更新:2018.10.06 11:34

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