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「国民の敵」罵倒の自衛隊三佐の弁明で明らかになった“クーデター”より恐ろしい事態! 自衛隊で進む“安倍私兵化”

小西ひろゆき公式ウェブサイトより

 やっぱりと言うか、なんと言うか。自衛隊統合幕僚監部に所属する三等空佐の“「国民の敵」罵倒問題”で、ネット右翼が民進党の小西洋之参院議員を「捏造」「嘘つき」「国賊」と炎上させている。

 周知の通り、防衛省が24日に発表した調査の中間報告によれば、この幹部自衛官は小西氏に向かって「日本の国益を損なう」「気持ち悪い」などと罵倒したことは認めた一方、「お前は国民の敵だ」との発言については否定したという。これを受けていま、ネトウヨたちがこんなふうに騒ぎ立てているというわけだ。

〈自衛官は国民の敵とは言ってないみたいで小西の捏造嘘でした。〉
〈「国民の敵」発言は小西の捏造らしい 正確には「国益を損なう」〉
〈息を吐くように嘘をつく小西某の言葉の信用度は「ゼロ」%です〉
〈ほんまクズ、嘘吐き小西洋之〉
〈小西氏はその場で和解したと安心させ翌日政争の具に供した。小西よ、あなたは国賊だ〉

 ネトウヨ連中のいつものやり口ではあるが、それにしてもこいつら、ことの重大性がまったく分かっていないらしい。

 だいたい、実力組織である自衛隊の幹部自衛官が、国会議員に対し敵意をむき出しに口撃したことは事実で、そのこと自体が極めて異常なのだ。人々を殺傷、制圧可能な部隊を指導する立場の者が、選挙で選ばれた政治家を誹謗中傷する。この意味は、暴言の銃口を小西議員だけでなく有権者たる国民に向けているのと同義だ。

 そこをネグって小西がどうのこうのとほざくのは、まあ、ノーテンキというか、それこそ連中の大好きな言葉を借りれば「平和ボケのお花畑」ってやつだろう。

 そのうえで言うが、今回、防衛省が三佐本人から聞き取ったという供述の内容には、客観的に見て不自然な点がいくつもあった。さらに、その不自然さを差し引いても、この幹部自衛官の話ぶりからは、むしろ「国民の敵だ」発言よりも何倍もヤバいとしか言いようがない、“劣化した自衛隊”の現実がダダ漏れになっていたのである。

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