自民党ホームページより
安倍政権にとって大打撃となる世論調査の結果が出た。今月15・16日におこなわれたNNN(日本テレビ)世論調査で、内閣支持率が26.7%を記録したのだ。NNN世論調査では前回調査で第二次安倍政権発足後最低となる30.3%を叩き出したが、これをさらに3.6ポイントも下げて最低を更新。政権維持の危険水域と呼ばれる30%をついに切ってしまったのだ。
しかも、注目すべきは、安倍首相が加計学園の獣医学部新設を初めて知った時期について、「愛媛県の職員が作成した文書」と「安倍首相の国会答弁」のどちらが信憑性が高いかという質問では、「安倍首相の国会答弁」と答えた人はなんと、わずか8.6%。「愛媛県の職員が作成した文書」と答えた人が66.8%と過半数を超えた。
つまり、7割の国民は「安倍首相は嘘つき」と考え、もはや安倍首相を信じる人は1割にも届かないという状態にあるということだ。
大半の国民に「嘘つき」であることを見抜かれている総理大臣──。この結果だけで普通の神経の持ち主ならばきちんと責任をとろうと考えそうなものだが、稀代の無責任男である安倍首相はなおも悪あがきをつづけている。
事実、昨晩放送された『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ)では、あまりに情けない安倍自民党の“ヤラセ”が暴露された。
安倍首相は14日に自民党大阪府連の臨時党員大会に出席するため13日に大阪入りしたが、この日、天神橋筋商店街を約15分間も練り歩き。コロッケを買い食いしたり、歩行者との写真撮影に応じたりと“庶民アピール”に励んだが、このとき、安倍首相を取り囲む複数の人びとが、安倍首相を応援するプラカードを掲げていた。
そのプラカードとは、白地に赤色の大きなハートマークがあり、そのなかに「ガンバレ」と書かれたもの。多くの国民が冷ややかな目で安倍首相を見つめているなか、こんなプラカードが大量に出現するとはいったいなにがあったのか……。だが、そのプラカードの真相はほどなく判明する。