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愛人と独立のビートたけしを新潮が「洗脳状態」と報道! 一方、文春は独立問題を一行も書かずにたけしの小説を掲載

 しかし、最大の異変は、お金に無頓着だったたけしが急に、金に執着を見せはじめたことだった。「週刊新潮」には以下のような証言も掲載されていた。

「それまで金のことに無頓着だったのに、急にオフィス北野の社員がもらっている給料の額や、会社の株のことを気にするようになったのです。そして、テレビ局の中などで、“あいつらは給料をもらいすぎだ”などと、森社長らの悪口を言うようになった」
「ちょうど1年ほど前、(妻や息子の会社に振り込んでいた)その振込先を全て『T.Nゴン』に変更してしまったのです。たけしさんが描いた絵の権利も、次々と新しい会社に移していった」(業界関係者)

 また、3月16日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)では、出演したガダルカナル・タカが、たけしが株を処分したことで「びっくりするくらいのお金を残してくれている」と告白してそれがあたかも美談のように伝えられたが、これも、新潮によると、事実はまったく逆だという。

「あれも事実とは逆。たけしさんがオフィス北野の役員を辞め、株を処分したのは事実です。しかし、株はオフィス北野に買い取らせたのであり、この処分によって資金を手にするのは、会社ではなく、たけしさん。ガナルカナル・タカもたけしさんもその点を勘違いしている」(業界関係者)

 こうした問題を指摘しているのは「週刊新潮」だけではない。「女性自身」(光文社)4月3日号にも愛人と金銭をめぐる驚くべき事実が指摘されている。記事によると、たけしと愛人が設立したT.Nゴンが、今年1月にA種類株式という増資をしたというのだ。種類株式というのは普通株式とは権利内容が異なり、強力な権限を持つとともに、いくつかの権利を重複して付与するなど特別な条件を付与したもの。たとえば普通株式は権利の内容が原則平等でなければならないが、種類株式は剰余金の配当、残余財産の分配、株主総会における議決権行使などにも“優先”し、有利な取り扱いを受けることができる。

 そしてT.Nゴンの種類株式にはたけし死亡後について想定した記載まであるという。記事には司法書士のこんなコメントが紹介されている。

〈「増資したのは『A種類株式』というものですが、その株式の所有者は、非常に強力な権限を持ちます。《A種類株主が死亡したときは……》という条件が記載されているのも非常に珍しいですね」

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