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『27時間テレビ』さんま&中居トークがなくなったのは中居の「木村に聞けば」発言が原因…ジャニーズがフジに圧力

 中居がこのさんまとのやりとりで、木村の名前を口にしたのは、このたった一回だけだ。これは明らかに、中居たちの立場からすれば解散の危機をつくり出したのはキムタクであって、自分が問われるのは違うという気持ちが出たものだった。

 しかし、生謝罪で決定づけられたキムタク=裏切り者のイメージの払拭に躍起になっていたジャニーズ事務所にとって、この中居の発言は看過できるものではなかった。

「あのとき、ジャニーズは相当激怒して、フジテレビにねじこんできたようです。その意味では、もうその時点で、コーナーがなくなることは決まっていたようなものでした」(フジテレビ関係者)

 さらに、ジャニーズが恐れたのは、今年も例年通り「さんま・中居の今夜も眠れない」があれば、SMAP解散や稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の退社独立、来年以降に延期されたといわれる中居自身の独立問題……といった話題について、当然さんまが中居に厳しく突っ込むだろうことだった。さんまは昨年から、このコーナーをやるなら、SMAP解散問題についても話す、話せないならコーナー自体やらないというスタンスだった。

 しかしそれでは、ジャニーズ事務所にとって、キムタクの裏切りや、ジャニーズ事務所のブラック体質が、また蒸し返されることになる。ジャニーズにしてみれば、SMAP解散問題は、なかったことにしてもう一切触れさせたくない。

「とはいえ、いくらジャニーズでも大御所であるさんまの口をつぐむことまではできない。それで、フジに絶対にコーナーを潰せと言ってきたようです。しかも、コーナーがなくなることは中居にとっても好都合だったんじゃないでしょうか。中居は事務所に残留したものの、来年、独立して3人に合流する計画を進めているという話もある。いまの段階ではツッコまれてもなかなか発言できないでしょうからね」(前出・フジテレビ関係者)

 いろんな意味で「さんま・中居の今夜も眠れない」を葬る以外の選択肢はなかったのだ。そもそも本来毎年7月に放送されていた「27時間テレビ」が今年は9月にずれこんだのも、「さんま・中居の今夜も眠れない」の存続がネックになっていたためとさえ言われている。

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