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レイプ被害告発会見に山口敬之が反論、その内容がヒドすぎる! 安倍応援団も詩織さんにセカンドレイプ攻撃

 ところが、驚いたことに、安倍応援団やネトウヨはこんな山口氏を擁護し、逆に会見をおこなった詩織さんをバッシングし始めた。家族の希望で苗字を伏せていた詩織さんの苗字を暴き、〈詩織さんはシャツの胸元開け過ぎで説得力ない〉〈同情を逆手に取った売名行為です、女から誘って男がはめられた〉〈証拠を出してもない、女性証言のみで捜査した警察が馬鹿じゃね?〉〈はい、詩織さん、左翼まわしもの確定ですね〉などとわめきはじめたのだ。

 呆れてものも言えない。そもそも、“胸元を開けていたらレイプされても仕方がない”という発想は異常だが、それ以前に、詩織さんは昨日の会見で「胸元開け過ぎ」な服など着用していない。

 また、“詩織さんの証言だけで他の証拠がない”というのも事実ではない。会見で明かされた元捜査員の証言以外にも、ホテルの監視カメラには詩織さんを抱えるように引きずる山口氏の姿が映っており、「週刊新潮」には山口氏が嫌がる詩織さんを無理やりホテルに連れ込んだことを裏付けるタクシー運転手のこんな証言が掲載されている。

「女性は何度か“駅の近くで降ろしてください”と訴えたのですが、男性が“何もしないから。ホテルに行って”と。それで、結局2人をホテルに連れて行ったのですが、到着しても彼女はなかなか降りようとしませんでした。けれど最終的に彼女は体ごと抱えられて、座席から降ろされたのです」(5月18日号)

 さらに、山口氏は事件後、詩織さんのメールに対して、〈あなたを部屋に移してベッドに寝かした〉〈(自分は)別のベッドで寝ました〉あなたは私の寝ていたベッドに入ってきた。(略)あなたのような素敵な女性が半裸でベッドで入ってきて、そういうことになってしまった〉などと言い繕っている。仮に泥酔した女性が半裸でベッドに入ってきたとして、レイプに正当性など微塵もないが、「週刊新潮」が報じたホテル関係者の証言は、山口氏の言い訳メールの矛盾をも暴くものだった。

「客室に2つあったベッドのうち1つしか使われた形跡がなかった。しかも、そのベッドには血痕がついていた」(5月25日号)

 さらに言えば、安倍応援団とネトウヨは、詩織さんが会見で「共謀罪の審議止めろ」と発言したとして〈完全に工作員〉〈共謀罪つぶしのための神輿〉なる虚妄のレッテル貼り、攻撃を仕掛けているが、これも極めて悪質なデマである。

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