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義家弘介文科副大臣が「便宜」を「ビンセン」と読み大恥! 安倍も菅も…日本語知らないインチキ保守の安倍政権

 ちなみに、義家副大臣は2010年に『ヤンキー最終戦争 本当の敵は日教組だった』(産経新聞出版)なる本を出版している。内容は“日教組は日本のガン!”のエンドレスリピートで、同書によれば、いじめ問題、不登校、学力低下、モンスターペアレンツの増加、性教育の内容、若者の年金未納などなど、すべて諸悪の根源は日教組と戦後教育にあるらしい。まさに頭スカスカの極右議員らしいいちゃもんだが、少なくとも学力低下(?)は日教組となんの関係もないことを自分で証明してしまったというわけだ。

 子どもたちに「愛国教育」を押し付ける前に、自分がもうちょっと日本語を勉強しろ、と言いたくなるではないか。

 しかし、考えてみれば、安倍政権の閣僚たちはみんな義家副大臣と似たり寄ったりだ。他人にはやたら「日本の伝統」を強制するわりに、自分は国の基盤とも言える「日本語」を恥ずかしくなるくらい知らない。

 その典型が安倍首相だ。今年1月の国会で、「訂正デンデンというご指摘は、まったくあたりません」と、云々(うんぬん)をデンデンと言ったことは記憶に新しい。さらに共謀罪の審議では、法案に関連する「そもそも」という言葉について「辞書で念のために調べたら『基本的に』という意味もある」などとのたまったが、実際には「基本的に」という意味を載せた国語辞典は存在しなかった。

 また、加計学園問題をめぐっては、同学園理事長の加計孝太郎氏と海外留学時代から親友だが、安倍首相は2014年、加計学園が運営する千葉科学大学でこんな挨拶をしている。

「30年来の友人である私と加計さんは、まさにバクシンの友であると思っています」

 この発言については、メディアが「腹心の友」と翻訳(忖度?)し、活字でもそのように流通しているのだが、実際の発言を動画で確認すると、やっぱり「腹心」ではなく「バクシン」というふうにしか聞こえない。バクシンが「幕臣」や「驀進」を指すとは思えないが、どちらにせよ「バクシンの友」という表現はない。もしかすると、“逆らうことのない友”という意味の「莫逆(ばくぎゃく)の友」と「腹心の友」をゴッチャにしたのかもしれないが、いずれにしてもその国語能力は疑問だ。

 また、官邸のスポークスマン・菅官房長官にも、ここにきて“日本語知らない”疑惑が浮上している。菅官房長官は一昨日の会見で、前川前次官をひたすら個人攻撃していたが、そのなかで「レンメンと地位にしがみついておりましたけれども」と発言。ほとんどのメディアはこれを「恋々(れんれん)と地位にしがみついて」と、親切に訂正してあげていたが、菅官房長官はまったく意味の違う「恋々」と「連綿」を混同していたのである。

 言っておくが、こうした安倍政権による言葉の言い間違えや読み間違え、あるいは珍言の類を「たかがそんなこと」と軽視してはならないだろう。実際、安倍首相はどこの辞書にも載っていない“「そもそも」=「基本的に」”という捏造した語釈を、驚くことに閣議決定までした。つまり、権力によって日本語を簡単に歪めてしまったのだ。

 そもそも、安保法制の議論の中で「我々が提出する法律についての説明はまったく正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」などと宣言した安倍首相のこと。このままでは、憲法や民主主義だけでなく、日本語の読み方や意味までが、安倍政権によって歪められ、破壊されてしまうかもしれない。

最終更新:2017.12.04 03:25

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