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はあちゅうは「作家」か「ライター」か? 吉田豪、掟ポルシェ、津田大介、及川眠子、春日太一らで議論勃発!

 はあちゅうは「群像」(講談社)2017年2月号にデビュー小説を書いていたりと、小説家としての活動もしているとはいえ、現段階で我々が目にするのは主にブロガーであったり、コラム、自己啓発エッセイなどを書いている側面だ。となると、吉田豪的な「作家」の解釈では、はあちゅうは「ライター」ということになるのだろう。

 とはいえ、作家であろうとライターであろうと、別に免許がいるわけではないし、どちらを名乗ろうと個人の自由という問題ではある。だが、この肩書き問題について確固たる美学をもっている人は想像より遥かに多く、はあちゅうと吉田豪のやりとりが起きるや否や、ツイッター上に次々と意見が投稿されていったのであった。

 たとえば、公の場では「時代劇研究家」という肩書きで登場することが多い春日太一は、場によって肩書きを使い分けていると語る。

〈自分は仕事モードでは「研究家」というか肩書きを大事にしてるけど、映画とか時代劇とか興味なさそうな人の集まりに参加した時はいろいろ説明するのが面倒なんで「ライター」「映画評論家」と名乗ってる。「作家」だと「小説家」と間違われるので避ける。〉

 活動範囲が多岐に渡っている人は大変で、掟ポルシェは自分の肩書きについて、〈もうサブカルでいいよサブカルで〉と吐き捨てながら、こんな悩みをぶちまける。

〈肩書なんてものは大体取材を受けた後に肩書はなんですか?と聞くやつがいるからしょうがなく無理矢理付けるのであって、いろんなことをやらないと食えない自分みたいなものはどう名乗っても恥ずかしいものにしかならないわけで。もう肩書聞いてくるやつってなんなの?〉
〈ミュージシャン(←食えてないし永遠にポピュラリティを得られないことしかやってないので名乗るとまず笑われる)…コラムニスト(←食えてないしウン・チン・マン・キン抜きで原稿を成立させることができない)…DJ(←使ってる曲ほぼ毎回同じで選曲家を名乗るほど図太くない)あああ俺何を名乗れば〉

 確かに、掟ポルシェに対して「あなたのご専門は?」と問い詰めることほど、彼の仕事の面白さを削ぐ野暮な質問もないだろう。

 ちなみに、なかにはこんな人もいる。「メディア・アクティビスト」という、日本ではあまり聞き馴染みのない肩書きを使う津田大介は、〈「メディア・アクティビスト」は僕がテキトーに言葉遊びした肩書きではなく、米国のメディア史で重要な役割を果たした市民の情報発信をサポートする人たちのことを指す古い肩書きです。〉と捕捉説明しつつ、その肩書きについてこのようにツイートした。

〈ほかに誰も名乗ってない新しい肩書きを名乗るとこういう面倒なやり取りを回避できますよ。「メディア・アクティビスト」は俺と辛酸なめ子さんしか名乗ってないから便利、と思ったらなめ子先生最近のプロフィールでは名乗ってないのであった……。〉

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