小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

SMAP「和解」報道の裏でキムタクだけが「嵐」のレーベルに移籍! 一方、4人は放置されフェードアウトの恐れ

 しかし、先日の記事でもふれたように、これはキムタク以外の4人をバッシングすればするほど、逆にキムタクの評判が悪くなっていくことに頭を抱えたジャニーズ事務所が方向転換し、当面のSMAP解散ビジネスを成功させるためにとりあえず「和解した」「前向きになった」という情報をリークしているにすぎない。

 実際には、SMAPをキムタクとキムタク以外の4人に分断するジャニーズの姿勢はこれまでとまったく変わっていないのだ。

 最近も、それを物語るような事実が明らかになった。来年の4月29日に公開される木村主演の映画『無限の住人』の宣伝告知が、なんと嵐のためにつくられたレーベル「J Storm」の公式サイトで掲載されているのだ。告知が掲載されたのは8月23日。しかし、10月末に行われたJ Storm公式サイトの大幅リニューアルによってファンの目にとまり、ネットニュースでもこの事実が広まった。

 そもそも、これまでSMAPの映像作品はJ Stormでなく「J dream」が管轄してきた。J dreamはジャニー喜多川氏が代表取締役を務めており、今年の1月まではSMAPのマネージャーだった飯島三智氏も取締役に名を連ねていた会社で、設立以降、『武士の一分』『HERO』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』など、ほとんどの木村主演映画やほかのSMAPメンバーの出演映画・映像作品の製作と権利関係を管轄してきた。それなのに、木村の映画が「J Storm」管轄へと移行したのである。

 これは何を意味するのか。念のために説明しておくと、J Stormは2002年に設立されたジャニーズ事務所傘下のレコード会社で、代表取締役を務めるのは藤島ジュリー景子氏。名前のstorm=嵐からもわかるように、もともとは嵐のためにつくられたプライベートレーベルだった。現在では嵐をはじめ、KAT-TUN、TOKIO、Hey!Say!JUMP、関ジャニ∞など、メリー&ジュリー派のタレントが所属している。音楽だけでなく、映画の製作や配給も行っており、先に挙げたタレントやV6、生田斗真が出演する作品もここで扱われている。

 そこで、木村が主演する『無限の住人』の宣伝がなされているというのは、今後、木村の作品も嵐などと同様、ジュリー副社長の直接の管轄下に入るということ。つまり、木村についてはこれから、ジュリー副社長が積極的にプロデュースしていくという方針の表れなのだ。

「昨年初めのSMAP独立騒動以降、キムタクとジュリー副社長は急接近していますからね。ジュリーさんはキムタクのマネジメントにかなり力をいれていて、来年1月のTBSドラマにもそうとう口出しをして、豪華共演者をかき集めた。一時はキムタクの人気回復のために、TBSにねじこんで、ワンクール前倒ししようとしていたくらいです」(テレビ局関係者)

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。