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HKT宮脇咲良は「3分の2取らせるな」で炎上も…東京女子流・新井ひとみ等アイドルが次々護憲を訴え!

左・AKB48公式サイト/右・東京女子流オフィシャルサイト


 自民党が「改憲」を選挙の争点からひた隠しにし続けている参議院選挙。多くの人々がその卑劣なやり方に対し非難の声をあげているなか、先日行われたAKB48選抜総選挙で6位に選ばれた宮脇咲良(HKT48チームKⅣ/AKB48チームA兼任)が、5日「スポーツ報知」のウェブサイトに掲載された田原総一朗氏との対談で発した言葉により大炎上を起こしている。

「民進党がツイッターで『(与党に)3分の2を取らせるな』と書いているのがトレンド(話題となっているキーワードのリスト)に上がっていて、その動画を見て初めて、憲法が変わるかもしれないというのを見て『あ、そうなんだ。取らせちゃいけないんだ』と思いました」

 これに対し、ネットでは〈アイドルが聞きかじりの知識で政治を語るな〉〈はい、洗脳洗脳〉といったコメントが、ネトウヨのみならず、自称意識高い系の中立厨からも多く書き込まれた。

 しかし、彼女はなにも間違ったことは言っていない。安倍首相は、もともと「改憲」を訴え続けてきていたし、改憲勢力が議席の3分の2を獲得すれば、いま自民党が見せかけで訴えている経済政策などそっちのけで改憲への議論を進めようとすることは疑いの余地がない。彼女はその事実をありのまま発言しただけだ。自民党に踊らされてるのは連中の方だろう。

 こんな程度の発言ですら炎上してしまう状況では、芸能人やミュージシャンなどが政治的発言に対して萎縮してしまうのも当然だろう。日本は本当にとんでもなく息苦しい国になってしまった。

 ところが、そんななか、宮脇咲良と同じ「アイドル」たちが日本国憲法に関し勇気ある発言を行った。

 その発言が掲載されたのは、浅野いにお、吉田戦車、高橋のぼる、若杉公徳など連載陣のイラストとともに日本国憲法の全文が掲載された小冊子が付いていることでも話題の「週刊ビッグコミックスピリッツ」2016年7月18日号(小学館)でのこと。

 そのグラビアページに、加藤夕夏(NMB48)、菊原結里亜(ひめキュンフルーツ缶)、小林れい(夢みるアドレセンス)、新井ひとみ(東京女子流)、新木こころ(LinQ)、山木梨沙(カントリー・ガールズ)と、今年18歳になり選挙権をもつようになったアイドル6人が登場。日本国憲法を実際に全文読み通してみて何を思ったかを語っている(厳密には東京女子流はもうアイドルではないが、「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌面ではアイドルとして枠にくくられているため、本稿でもアイドルとして記述する)。

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