しかも、こうした発言が問題視されて以降も、西村氏は相も変わらず、「選挙中、テレビで見てるだけやったら、ちょっとかわいい子もいるように見えたんやけど、実際議員会館で見かけたら、あれな、「お化け」ばっかりやで〜」「どこがマドンナやねん。あんなん」「日本にはもっと優秀で、きれいな女性はいくらでもおるでえ」(「WiLL」2005年12月号/ワック)などと語っている。
この人には、何がセクハラなのかがまったくわかっていない。いや、女は“性のはけ口”としか見えていないのだ。女性ならまず“政治家にさせてはいけない人物”だが、こんな人間がネトウヨには大人気という現実にも目を向けなくてはいけないだろう。
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いかがだっただろうか。「女性の活躍を支援」「子育て支援」と謳いながら、まるで支援されている実感をもてない理由のひとつは、こうした政治家たちが跋扈しているからだ。
そして、今回紹介した候補者の全員が憲法改正に賛成している。10日の参院選の争点は、「女性の活躍」「子育て支援」でもない。憲法改正なのだ。
そうした、参院選候補者の恐ろしい思想と改憲の思惑については、追ってまたリスト化してお伝えする予定だ。
(編集部)
最終更新:2016.08.05 06:40