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【インタビュー】懲りないめげない山本太郎にこれからの闘い方を訊く(後)

山本太郎が安倍政権に抗する人達を鼓舞「僕たちはひとりじゃない」「できる範囲で闘い続けろ」…でも「リテラはデッドボール(笑)」

──ということは、来年7月の参院選までの闘い方も、安保法案1点というよりはパッケージで闘っていく、ということですか?
 
山本 安保法案1点では、正直難しいと思います。賛成派もそれなりに聞こえのいい話をするだろうし……というか、賛成派のロジックはすごい簡単なんです。「米艦に助けられた不安そうな母子」の様に。だって、ほんとうのことは言わずに雰囲気だけでいいんだから。だけど、反対する者はその嘘を暴いていかなきゃいけない。話す時間も断然、長くなる。1つ1つ説明する訳ですから。どういうことかって言うと、長い話は面白くない。途中で疲れて聞きたくなくなるでしょ? そういう意味でもすごく不利なんですよね。だからなるべく短く、面白い話にしないととは思うんですが……。

──あの、もしかして、それで山本さんはいつも経団連の話をするんですか? たとえば橋下徹が「日教組」「教育委員会」を仮想敵に仕立て上げるみたいに……。
 
山本 そこは一緒にしてほしくないですよね(笑)。橋下さんの日教組がどうした、って話では政治生命を奪われることもないでしょう。日教組で橋下さん支持者、ってほぼいないでしょうし。
  橋下さんは結局、構造改革的な話で虎の尾を踏まず、当たり障りなく情熱的に語っている、と言うある意味才能に溢れる方です。タブーに触れているかの様に見えるけれども大したタブーでもない。
 間違いなく彼は、この国の強者、1%側の人間だから、これだけメディアに取り上げられる。
 逆に1%側の敵になると、僕のようにテレビにはほぼ出られなくなるんです。生活の党と一緒になる際に共同代表と言うポジションにこだわったのはここにあります。
 呼びたくなくても少なくともNHKは各党討論、といった場面では共同代表である僕を呼ばざる得ない。
  話を戻すと、この安保法案を求めているのは経団連であることは間違いないんです。なにしろ武器開発・製造・輸出は、イージス艦1隻で2500社、戦車1両で1300社、パトリオットミサイル1200社、戦闘機で1100社と、これだけの国内企業がかかわれる大きなマーケットです。これを拡大し、国家戦略として取り組めって提言を行っているのが経団連。安保法制を転換する事で、税金を正々堂々と横流しできるわけですよ。「日本の周辺環境がヤバい!」と言えば防衛費も積み上がります。自分たちに組織票を投じてくれた企業、企業献金をしてくれた企業に対して、税金で恩返しを正々堂々とできるシステム。賢いですよね。
 この先、武器開発・製造・輸出が日本の主な産業となっていった場合、アメリカのようにとにかく戦争をしていないと経済が回らないような状況をつくってしまうんです。
 法案の本質、何の為に必要か、を考えれば99%の人々にとって不要であることはわかって戴けると思うんです。
 安保にとって本当に最も必要なのは外交力。
 安倍政権が1番不得意な部分です。

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