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制服向上委員会インタビュー「彼女たちは操り人形なのか!?」(前)

制服向上委員会が「操られている」説に反撃! 「太田さんにはがっかり」「誹謗中傷には負けたくない」

■高校生中心のデモは元気も迫力もすごくて楽しかったです

――制服向上委員会の歌には政治的なメッセージが入っている曲も少なくないですし、デモや集会など、実際の政治活動にも参加していますよね。メンバーのみなさんはそれぞれどういう思いで活動しているんですか。

 齋藤優里彩(以下、齋藤(優)) 特定のメッセージを届けたいというより、「この子たちでも社会問題に目を向けてるんだ」と思ってくれたらいいな、みなさんが社会問題について考えるきっかけになればいいなという思いが一番強いですね。ツイッターなどで「制服向上委員会の歌を聴いて、初めてデモに参加してみたよ」なんてお声をいただくと、本当に嬉しいです。

 齋藤乃愛(以下、齋藤(乃)) 子どもでも言いたい事や感じた事、気になった事は沢山あります。そういうことをはっきりと言える環境がもっと増えてほしいと思っていて、まず自分から声を上げようって思っています。

 木梨夏菜(以下、木梨) デモなんか行ってもなにも変わらないよ、どうせ安保法案は成立するなんて言う人がいるじゃないですか。でも、それだって今度の選挙でひっくり返せばいいんですよ。だから、それまでに私たちがどういう行動をしていくかですよね。やっぱり、選挙に行かない人がすごく多いので、そういう人たちが意識を高めてくれるように、どうすればいいかなって考えてますね。

齋藤優里彩

 西野莉奈(以下、西野) だから、8月2日のデモ(高校生が中心のグループT−ns SOWLが主催した安保法制反対デモ)はすごく楽しかったですよね。真面目な人から見たら、お祭り気分だとか、ただ騒いでるだけとか、そういう見方もあるかと思うんですけど、渋谷とか原宿といった人の多い場所でやったというのもあって、「これは何だ?」って、一般の通行人に興味をもたせるようなデモだったと思います。

 齋藤(乃) 迫力がすごかったですね。私たちも歌で盛り上げようと頑張ったんですけど、まだまだ足りないなと思ってしまいましたから。それぐらい、みんなの元気がすごかったです。

 木梨 デモとは全然関係ない方も、リズムに乗りながらノリノリでこっちに向かって「頑張れー!」って声をかけてくれたりしてね。

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