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アカハラも奨励! 80股・岡田斗司夫“ゲス”の秘密を10年前の著書で発見

 じつは、前述した本にも書いているように、岡田は以前から〈何人かの人を同時に好きになることも大いにあります。恋人や配偶者のいる人を好きになってもかまわないし、アタックすることもOKです〉〈適度なセックスを、一人だけと決めつけずに柔軟に考えていくことで、より豊かになれるのです〉と主張してきた。とくに女性向けの恋愛本では、社会が女性に押し付ける結婚や貞操観念を破ればもっと自由に生きられると指南している。もちろん、それ自体はもっともだと思うのだが、奇妙なのは、やたらと年上の男との交際を推奨していることだ。

〈既婚者の方が、余裕もあれば、話もおもしろいよ〉
〈すでに成功している奴とつきあえばいい。別に彼女がいたって奥さんがいたって、あなたにとっては「愛人」なんだからかまわないでしょ〉
〈子育て経験者なら、甘やかし方もうまいし、つまんない相手の話を聞いてやるという技も身につけてる。それって、幸せ感を与えてくれる男になる〉(現代書林『30独身女、どうよ!?』より引用)

 ……子育て経験者が幸せ感を与えるという謎の理論も気になるが、〈つまんない相手の話を聞いてやる〉という上から目線もすごい。読者ターゲットは30代の女性にもかかわらず、この配慮のなさはどうなのか。こうした部分にも女を下に見ている岡田の態度が透けて見えるが、さらに岡田の本性が露呈しているのは、この記述だ。

〈男はね。理想の女というと「金がかからない、手間がかからない」〉
〈もう、月にキュウリ1本で食っていくような女。金かからないよ。ようするに、実用品。電気代が安くて、カサ張らなくて、家電みたいな女がいい。性能がよくて、友達にも自慢できて〉
〈23までが「賞味期限」で、28までが「消費期限」〉(同上)

 一応、これらの言葉は“一般の男の本音”という建前で語られているが、岡田自身の本音でもあるのだろう。そう断言できるのは、岡田がこんなめちゃくちゃな提唱を行っているからだ。

〈セックスとか男の人と一緒に住むのにお金を貰わないという生き方は、そういう信念がある人だけがやって、普通の女の人はみんな風俗やる。それも風俗という意味をどんどん下げていって、1万円貰ったからフェラチオしなくちゃいけない、じゃなくて、お茶を奢ってもらったから今日は400円浮いたとか、それでもういいんじゃないかと〉(前出『恋愛自由市場主義宣言!』より)

 そもそも、つきあった女性の告白を「ニセ写真」と嘘の言い訳をし、女を格付けし、80股をかける岡田にとって、“恋愛”とはいったい何なのか。このことの答えも、じつは著書のなかに記されている。そう、岡田の恋愛とは、〈女遊びとか女が欲しいとかいう感覚がわりと近い〉だけなのだ。

〈で、じゃあ女の人がいう恋愛のやり取りとかは誰とやるのって言ったら、男同士の仲間でやるの。嫉妬したり、認められたいと思ったり、そういうのって男同士でやるのよ。仕事で〉
〈元々女性の内面に惹かれる男はいないんだよ。男心に男が惚れてはあるけど、女心に男が惚れてなんて言葉はないんだよ〉(同上)

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