さらに年末に向けて、マー君の“ももクロ離れ”は加速していく。11月26日には横浜アリーナで行われたモーニング娘。'14の道重さゆみ卒業コンサートを鑑賞。12月14日には有明コロシアムでの乃木坂46クリスマスライブを鑑賞。12月16日には「第4回 AKB48紅白対抗歌合戦」に審査員として出演。といったように、やはりももクロ以外のアイドルばかりを見ているのだ。
10月以降、ももクロと絡んだのは12月3日に放送された『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)のみ。ここで、ももクロはマー君の目の前で登場曲「My Dear Fellow」を披露したのだが、それを見るマー君の姿が微妙だったとの声も聞こえてくる。あるアイドルファンはこう話す。
「ちょっと前のマー君なら、もっと満面の笑みでももクロを見ていたと思うんですが、今回はちょっと冷静な表情でした。こんなことを言ってはアレですが、推し変したファンが“元推し”を見るときの表情みたいでしたよ。ちょっと気まずそうな感じというか」
たしかにここ最近のマー君の動向を見ると、ももクロから別のアイドルへと推し変したと思われても仕方ない状況だ。やはりももクロには飽きてしまったのか? 業界内ではこんな噂も出ているという。アイドル界隈に詳しい芸能記者が明かす。
「いまマー君が一番お熱を上げているのが乃木坂46なんですが、一説では乃木坂の運営サイドからマー君個人に対して強烈なプッシュがあったなんていう話もあるようです。たしかに、今年の頭くらいから秋元康さんは若手が育たないAKB本体よりも乃木坂の売り出しに必死になっていたんですよ。ここでマー君を引き込めれば、宣伝効果も大きいですから。乃木坂は紅白を逃してしまった分、年末はマー君でアピールっていうことなのかもしれないですね」
しかし一方で、ももクロサイドに理由があるという説も。別の芸能ライターはこう話している。
「今年のももクロは、3月の国立競技場、7月の日産スタジアムと、2つの大きなライブを行いましたが、全国ツアーもなく、活動としては少々物足りないものでした。つまり、マー君がももクロを観に行くようなチャンスそのものがなかったんです。そもそもマー君は、アイドル全般が好きなDD(誰でも大好き)ですから、ももクロの動きがないならほかのアイドルに行くのは当たり前のこと。むしろ、推し変されたのはライブをしないももクロのせいといってもいいのでは?」
2014年2月発売の「SPA!」(扶桑社)14年2月11・18合併号では、マー君とSKE48・乃木坂46の松井玲奈が対談をしているのだが、そこでこんなやりとりがあった。