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柳瀬唯夫・元秘書官のデタラメ答弁に怒りの声! 京産大元教授が「国はアンフェア」と憤り、愛媛県知事は柳瀬氏の嘘を暴露

愛媛県の中村知事が柳瀬氏を嘘つきと批判!蓮舫が指摘した“空白の9分間”

 中村知事は本日おこなわれた会見で、柳瀬氏が“面談時におもに話したのはメインテーブルに座っていた吉川泰弘・元東京大学教授(現・岡山理科大獣医学部長)らだ”“随行者は後ろに座っていた”などと答弁したことに対し、「県職員3人はメインテーブルに柳瀬氏側の3人と向かい合って座った。柳瀬氏と名刺も交換し、しっかりと県の立場を発言している」と反論。その上で、会見後には、愛媛県職員が交換した柳瀬氏の名刺と、職員が柳瀬氏におこなった発言をまとめたメモを公開したが、この名刺には「27.4−2」と日付けのスタンプが押されていた。

 中村知事は「嘘は他人を巻き込むことになる」と柳瀬氏の答弁を批判したが、そもそも愛媛県側に嘘をつく理由は何もない。「記憶にない」などと柳瀬氏に白々しい芝居を打たせ、自己保身のために嘘をつかせているのは、言うまでもなく安倍首相だ。

 しかも、昨日の柳瀬氏の参考人招致では、気になる追及があった。2015年4月2日に加計関係者や愛媛県、今治市職員らが官邸を訪問した際の面会時間について、柳瀬氏は「90分はさすがに長すぎるかと」と述べたが、これに対して立憲民主党の蓮舫参院議員は「40分間だったのではないか」「15時からはじまって15時40分に関係者全員が退室したという情報を得ている」と述べたのだ。

 これが何を意味しているかといえば、同日、首相動静によると、安倍首相は15時35分から48分まで、下村博文文科相と山中伸一文部科学事務次官と面談をおこなっている。じつはそのあと、安倍首相の次の面談がはじまるまで「空白の9分間」がある。つまりこの間に、柳瀬氏が安倍首相ならびに下村文科相に「報告」をおこなった可能性があるのだ。

 愛媛県文書には、下村文科相が安倍首相との会食時に「加計学園は課題への回答もなくけしからん」と言っていたという記載がある。柳瀬氏は「記憶にない」としらばっくれたが、中村知事はこのことについても、職員は「あの(記載の)通りだ」と報告しているとした。

 何度も言うが、愛媛県職員に嘘をつく理由はない。虚偽答弁を強要し、自分に不都合な証言、証拠をことごとく踏みにじり、行政だけではなく国会さえも歪めている安倍首相。このまま逃がすわけにはいかない。

最終更新:2018.05.12 01:38

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