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籠池理事長が大阪W選挙で松井府知事と橋下市長を応援、一緒に練り歩いていた!? 問題の府議元秘書が証言

 この話は元秘書も『グッディ』で語っており、これが事実であればつまり、畠氏は籠池一家と維新を強固に結びつける“接着剤”だったとしか思えない。いま維新関係者は、籠池氏の証人喚問での発言を受けて、「偽証罪に問われるぞ」と重ねて脅し、自分たちとの関係性を必死に否定しにかかっているが、それは、やはり無理筋なのだ。

 実際、本サイトでもお伝えしてきたとおり、維新と籠池理事長の“接点”は腐るほどある。籠池理事長が維新所属の中川隆弘大阪府議に小学校認可の協力を要請していたこと。過去に塚本幼稚園が隣接する公園を巡った住民トラブルで維新所属の大阪市議2名が籠池理事長に加担して、地域住民が求める公園の緑地化の工事を中止させたこと。母親が「橋下徹後援会」の元会長で、父が塚本幼稚園のPTA会長から口利きの依頼をされ、息子は橋下氏の元私設秘書で次期衆院選で維新からの出馬が内定している奥下一家の存在……。

 そして、一昨日の証人喚問でも、籠池理事長は国有地購入などについて協力を依頼したとして、維新の東徹参院議員を名指し。その後、東議員は会見を開き、府に対する働きかけこそ否定したものの、府議時代の5年前に籠池理事長から直接、小学校設置の規制について相談を受けたことを認めた。

 いずれにせよ、今回、松井府知事や維新議員たちが否定する籠池理事長との“関係”については、今後も徹底追及していく必要がある。松井府知事は「証人喚問に出てもいい」と言っているが、ならば是非、「国は相当親切やなと思いましたよね」と言っていたように、自身が仄めかした“圧力”の存在だけでなく、この畠氏の元秘書の証言についても釈明してもらいたい。

最終更新:2017.11.22 01:03

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